トップQs
タイムライン
チャット
視点
ファンタスティックムーン
ドイツの競走馬 (2020) ウィキペディアから
Remove ads
ファンタスティックムーン(Fantastic Moon)は、ドイツの競走馬。主な勝ち鞍は2023年のドイチェスダービー、2024年のバーデン大賞。
Remove ads
概要
要約
視点
2歳(2022年)
9月12日のミュンヘン競馬場の未勝利戦でレネ・ピーヒュレクを背にデビューし、後続に1馬身以上を付け見事勝利[3]。
次走には10月9日にケルン競馬場で行われたヴィンターファヴォリテン賞(G3)に出走。中団の内側で控えて追走し、直線で一気にトップへ躍り出ると最後は後続を抑えて重賞初制覇を飾った[4]。
3歳(2023年)
3歳シーズンは5月1日のバイエルンクラシック(G3)で始動。スタート後は折り合いを欠き、位置を下げ中団へ位置すると直線は2頭との競り合いを見せるが、伸びを欠き3着[5]。次走は5月20日にバーデンバーデン競馬場で行われたイトリンゲンダービートライアル(G3)に出走。レース前のオッズでは初の1番人気に推された。道中は前目2番手に付けリズム良く進む。直線で先頭を交わし、後続に4馬身差を付け圧倒的な勝利を見せつけた[6][7]。
次走は予定通り7月2日のドイチェスダービー(G1)に出走。道中は後方2番手から追走して段々と位置を上げていき、直線では大外から馬群を強襲。一気に交わし切りG1初制覇を飾った[8]。また父シーザムーンとの親子制覇となった[9]。次走にはバイエルンツフトレネン(G1)を選択。スタートから折り合いを欠きつつ3・4番手の位置へ待機すると直線で先頭のネーションズプライドを追ったが、交わすことは出来ず2着[10][11]。次走はバーデン大賞(G1)としていたが[12]、散水を理由に回避した[13]。改めて次走は初の遠征となるニエル賞(G2)に出走。レースでは控えた形で進めた後、前団に進出し追走すると直線残り200mで先頭を交わし勝利を挙げた[14][15]。
その後は10月1日にパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1)へ出走[16]。道中は少し折り合いを欠きながらも、中団の外側に付ける。直線で動かしていき、数頭を交わしたが伸びきれず11着となった[17]。
4歳(2024年)
3月31日にホッペガルテン競馬場で行われたダールヴィッツ賞(L)で復帰。最後方から進めたレースは、直線で末脚を披露したが差せず2着。ドイチェスダービー2着馬であるミスターハリウッドにやり返される結果となってしまった。次走はガネー賞(G1)を選択。スタートは馬群の真ん中に位置し、先行を進む。道中で中団に切り替えたが、直線で伸び無く最下位の9着となった[18]。続いて6月16日のバーデン経済大賞(G2)に出走。スタートを上手く進め、最後方から馬群を見る形となり、4コーナーから外側に振り、直線は外ラチ沿いに進む。鞍上の鞭に反応してさらに加速し久々の勝利を飾った[19]。
次走には2年連続でバイエルンツフトレネンを選択。中団の外側を序盤から進み、直線も弾けたが、先に抜き出たカリフを差しきれず2年連続の2着となった[20][21]。次走は回避せずバーデン大賞へ出走。道中は最後方に位置し、4コーナーから直線にかけて大外に出して行った。差し脚を発揮し2度目のG1制覇を挙げた[22][23]。次走は2年連続で凱旋門賞へ向かうことになった。一時は出走取消の可能性があったが、無事出走した[24]。スタートは出遅れ序盤は最後方から馬群を見る形となった。中盤は中団の内側を進み、直線で脚を伸ばしたが終盤に交わされ9着となった[25][26]。
次走にはヨーロッパ以外では初のレースとなる第44回ジャパンカップ(GI)となった[27][28]。11月4日、ジャパンカップを最後に現役を引退し、ドイツのエベスロー牧場での種牡馬入りをリバティレーシングのバウムガルテン氏のXのアカウントで発表した[29]。引退レースとなった11月24日のジャパンカップでは中団後方からレースを進めるも直線で伸びを欠いて11着と大敗を喫した[30]。
Remove ads
競走成績
要約
視点
以下の内容はJRA-VAN Ver.World[31]、優駿達の蹄跡[32]およびレーシング・ポスト[33]を参考。
Remove ads
血統表
ファンタスティックムーンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ダンジグ系 |
[§ 2] | ||
父 Sea The Moon 2011 鹿毛 |
父の父 Sea The Stars2006 鹿毛 |
Cape Cross | Green Desert | |
Park Appeal | ||||
Urban Sea | Miswaki | |||
Allegretta | ||||
父の母 Sanwa2004 栗毛 |
Monsun | Konigsstuhl | ||
Mosella | ||||
Sacarina | オールドヴィック | |||
Brave Lass | ||||
母 Frangipani 2014 芦毛 |
Jukebox Jury 2006 芦毛 |
Montjeu | Sadler's Wells | |
Floripedes | ||||
Mare Aux Fees | Kenmare | |||
Feerie Boreale | ||||
母の母 Firedance2001 黒鹿毛 |
Lomitas | Niniski | ||
La Colorada | ||||
Fraulein Tobin | J. O. Tobin | |||
Fruhlingstag | ||||
母系(F-No.) | (FN:1-e) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Sadler's Wells 5×4 Surumu 5×5 |
[§ 4] | ||
出典 |
- 主な近親として、Street Boss(ビングクロスビーステークスなど)、ノアノハコブネ(優駿牝馬)、Running Stag(香港カップ2着)など。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads