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フェアバンクス
アメリカ合衆国アラスカ州の都市 ウィキペディアから
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フェアバンクス(英語: Fairbanks)は、アメリカ合衆国北西端アラスカ州の中央部に位置する都市である。人口は約3万2515人(2020年)。アンカレッジに次ぐアラスカ州第2の商業都市で、アラスカ州の6地区のうち内陸部アラスカの中心都市でもある[2]。
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地理
フェアバンクスの中心は北緯64°50' 17"、西経147°43' 35" に位置し、北極圏から約160 km南に位置する。
市の面積は84.6 km²。市内をチェナ川が流れ,すぐ南でタナナ川と合流している。なお、フェアバンクス付近でのタナナ川は網状流路となっている。
歴史
1900年ごろ、アラスカ - カナダ国境近くのクロンダイクで金が発見されると、アラスカ全土がゴールドラッシュに沸いた。現在のフェアバンクス市近くのタナナ川支流の渓谷で、イタリア人フェリックス・ベドロが金を発見したことにより、タナナ川とチェナ川の合流点に1902年E・T・バーネット(E. T. Barnette)の手により交易所が開かれた。
これにより町が整えられてゆき、1903年上院議員のチャールズ・W・フェアバンクスの名前を取ってフェアバンクスと名付けられた。現在でも、市街地から距離はあるものの複数の金山が稼働しており、観光地にもなっているエル・ドラド金鉱、日本が発見したポゴ鉱山などが存在している。
交通
産業
主要な産業は夏季の観光である。 日本人にとっては冬季にオーロラの最もよく見える町として知られているが、冬季にフェアバンクスを訪れる日本人は、夏季に訪れる観光客からすると僅かである。
また、フェアバンクス市の東側にあるアイルソン空軍基地は、極東をにらんだアラスカ第二の空軍基地としても有名。
アラスカ州の北半分に位置する先住民の村を結ぶブッシュパイロット便の拠点ともなっている。
フェアバンクス市の南西5 kmにフェアバンクス国際空港がある。
アラスカ鉄道はフェアバンクス市が終点である。
教育
スポーツ
毎年冬に行われる犬ぞりレース・ユーコンクエストでは隔年で出発地及び到着地となっている。(ホワイトホース (ユーコン準州)と1年ごとに出発地と到着地が入れ替わる)
気候
要約
視点
気候区分では冷帯湿潤気候(Df)に属し、年較差が大きい。アラスカ州内の内陸に位置するので、冬季は摂氏マイナス30~40度前後、真冬にはマイナス50度以下となることもある。夏は昼には25度を超えて、汗ばむ日もしばしばある。
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姉妹都市
関連項目
脚注
外部リンク
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