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フサアカシア

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フサアカシア
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フサアカシア(房金合歓、学名: Acacia dealbata)とはマメ科ネムノキ亜科[注 1]アカシア属の常緑高木。別名、ワットルジュ、ハナアカシアともよばれる[1]ミモザとも呼ばれるが、本来ミモザはオジギソウを指す言葉である。中国名は銀荊[1]

概要 フサアカシア, 分類(APG III) ...
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特徴

オーストラリア原産である。1770年にジェームズ・クックが発見し、ヨーロッパに持ち込まれた[4]日本での花期は2-4月頃になる。有名な地域としては玉野市が代表される。香りが良いため、香水の原料にされることもある。葉は羽状複葉で羽片は10-20対くらいである。

同属のギンヨウアカシアと似ているが、本種の方は葉、花とも大きい。また、ギンヨウアカシアの羽片は3-5対くらいであることで区別することができる。

19世紀以降、冬の避寒地でもあるコート・ダジュールはフサアカシア(ミモザ)の世界的な産地になった[4]。冬に適応した交雑種があるが、野生種は吸枝(地下茎の一部が地上に現れた子株)と種子が多量にある[4]。そのため、この植物が侵略的外来植物と見なされることもある[4]

脚注

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