トップQs
タイムライン
チャット
視点

ホーボーケン-ワールド・トレード・センター線

ウィキペディアから

ホーボーケン-ワールド・トレード・センター線
Remove ads

ホーボーケン-ワールド・トレード・センター線(Hoboken–World Trade Center)はパストレインの運行系統で、略称はHOB-WTCである。路線図では緑色で示され、同線を運行する列車は緑色の標識灯を点灯する[1]ニュージャージー州ホーボーケンホーボーケン駅からダウンタウン・ハドソン・チューブを通りニューヨーク市ロウアー・マンハッタンワールド・トレード・センター駅を結んでいる[1]。4.8キロメートル(3マイル)を11分で結んでおり、パストレインで最も短い路線である[2]

概要 ホーボーケン-ワールド・トレード・センター線 Hoboken–World Trade Center PATH, 概要 ...

平日6時から23時まで運行されており、週末や深夜は運行していない[3]。運行時間外にホーボーケン駅からワールド・トレード・センター駅に移動するには、ホーボーケン経由のジャーナル・スクエア-33丁目線を利用して、グローブ・ストリート駅ニューアーク-ワールド・トレード・センター線に乗り換えることになる[3]。以前は週末にも運行されており、パストレインで唯一深夜帯以外の運行となる路線であった。また、全駅が障害者対応なのも本線が唯一である。

Remove ads

歴史

ホーボーケン-ワールド・トレード・センター線は元々ハドソン・アンド・マンハッタン鉄道(H&M)の路線で、当時はジャージーシティエクスチェンジ・プレイス駅マンハッタンハドソン・ターミナル駅英語版を結んでいた。1909年7月19日に開業し、1909年8月2日にはホーボーケン駅まで延伸された。

H&Mは1962年にニューヨーク・ニュージャージー港湾公社に買収されてパストレインとなった。 港湾公社は1966年から1974年にかけてワールド・トレード・センターを建設したが、ワールド・トレード・センター駅は一足早く1971年に開業した。このとき、エクスチェンジ・プレイス駅が1960年代から1970年代にかけて建て直された。また、H&Mのエリー駅はパヴォニア・アベニュー駅して建て直され、その後パヴォニア/ニューポート駅と改名された後、2010年に「パヴォニア」が落ちてニューポート駅となった。ホーボーケン駅はニュージャージー・トランジットの再建計画により20世紀末から改修工事が行われている。

アメリカ同時多発テロ事件によりワールド・トレード・センター駅が破壊され、エクスチェンジ・プレイス駅も閉鎖されたことから、ホーボーケン-ワールド・トレード・センター線は運行休止となった。その代わりに、同じラインカラー(緑色)でホーボーケン駅 - ジャーナル・スクエア駅英語版間の運行が行われた。2003年6月29日にエクスチェンジ・プレイス駅が営業を再開すると、仮系統のホーボーケン-エクスチェンジ・プレイス線に緑色のラインカラーが与えられた。ホーボーケン-ワールド・トレード・センター線は同年11月23日に運行を再開した。2006年4月9日から、ワールドトレードセンターサイト英語版の建設工事のため週末の運行が中止された。

Remove ads

駅一覧

パストレインの運行系統
Remove ads

脚注

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads