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マイケル・ビーン
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マイケル・ビーン(Michael Connell Biehn、1956年7月31日 - )は、アメリカ合衆国出身の俳優、監督。
来歴
アラバマ州出身。父は弁護士のドン・ビーン[1][2]で母は看護婦のマーシャ・ビーン、弟と妹がいる。幼いころから演技に興味を持ち地方劇団に入団。その後、アリゾナ大学の演技科に進学するが19歳で中退し、ロサンゼルスに渡ってヴィンセント・チェイスに師事する。
やがてモデルやCMの仕事を径て1978年に俳優デビューする。1984年にSF映画の古典的名作として知られるジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作『ターミネーター』で、宿敵ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)と対決する、未来からタイムスリップしてきた青年戦士カイル・リース役を演じた[3]。その後キャメロンの作品には、『エイリアン2』、『アビス』などに出演した。
ジェームズ・キャメロンの作品によく出演するほか、俳優のビル・パクストンともよく共演する。
1988年に公開された『第七の予言』と、1991年に公開された『K2/ハロルドとテイラー』のキャンペーンのために来日。『第七の予言』では弟と共に来日している。
2007年に公開したロバート・ロドリゲス監督による 『プラネット・テラー in グラインドハウス』に出演した。
2010年に公開した『シャドウ・ファイター』で監督に初挑戦した。 その後、2011年に『ザ・マニアック』で再び監督に挑戦した。

私生活
1980年に女優のカレン・オルセンと結婚するが、1987年に離婚。『エイリアン2』の撮影中にジーナ・マーチと知り合い、1988年に再婚し1児をもうけるが、2008年に離婚。2010年に女優のジェニファー・ブランクと再婚した。

エピソード
ジェームズ・キャメロンとは深いつながりがある。サム・ライミ監督・トビー・マグワイア主演で映画化された『スパイダーマン』だが、一時期はキャメロンが映画の権利を保有しており、主演のピーターにはマイケル・ビーンを考えていた。『アバター』にも出演する予定だったが、先にシガニー・ウィーバーの出演が決まり、『エイリアン2』の同窓会になるのを避けたいとしてキャメロン監督が出演を止めた。
『ユージュアル・サスペクツ』でスティーブン・ボールドウィンが演じたマクマナス役をオファーされていたが、ウィリアム・フリードキン監督の『ジェイド』の撮影と重なってしまったため、降板した。
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主な出演作品
要約
視点
映画
テレビシリーズ
ビデオゲーム
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日本語吹き替え
『ターミネーター』(テレビ朝日版)以降、主に田中秀幸が代表作の多くで吹き替えている。
田中自身、これまで吹き替えを担当した俳優の中ではビーンが大変気に入っていると話しており、自身の持ち役の中でもピアース・ブロスナンやケヴィン・スペイシーなどと比較すると「とっても自分でやってて演じやすいというか。好きな役者さんですね。割と無理に(声を)つくらなくてもすんなり自分が入っていけるという感じですかね。(好きな役者を1人選ぶとしたら)マイケル・ビーンかもしれない。」と述べている[4]。2016年の『エイリアン2 〈日本語吹替完全版〉 コレクターズ・ブルーレイBOX』発売時のインタビューでは「心の動きみたいな、細かいところを表現していくのが上手い役者さんだと思うんです。自分がよくアテる俳優なので、余計に表情や仕草を観察しているせいもあるんですけどね。繊細な芝居をするビーンが好きですし、生理的にも合ってるんでしょう。呼吸が一緒といいますか。翻訳なので一緒なわけはないんですが、なんとなく呼吸が合う。ブレスもあまり意識せずに、すんなり入っていけた記憶がありますね。最近はあまり(出演作を)見ませんが……」と語り、「彼にはまた活躍して欲しいです」とビーンへの愛着を感じさせるコメントを残している[5][6]。
脚注
外部リンク
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