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ルイ・アームストロングの家

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ルイ・アームストロングの家
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ルイ・アームストロングの家(ルイ・アームストロングのいえ、the Louis Armstrong House)は、ルイ・アームストロングが、妻のルシール (Lucille) とともに、1943年から、1971年に死去するまで住んでいたニューヨークの家。アームストロングの没後、未亡人となったルシールは、夫を顕彰する博物館を創るためとして、この建物をニューヨーク市に寄贈した。1988年には、ニューヨーク市歴史建造物[1]1976年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に登録されている。2003年から、ルイ・アームストロングの家博物館 (the Louis Armstrong House Museum) として一般に公開されている[3]。日本語では、「ルイ・アームストロング・ハウス博物館[4]」、「ルイ・アームストロング・ハウスミュージアム[5]」、あるいはアームストロングの通称を用いて「サッチモハウス博物館[6]」などとして言及されることもある。

概要 所在地, 座標 ...

所在地は、ニューヨーク市クイーンズ区コロナ (Corona) の37番街 (37th Avenue) に近い107丁目34-56番地 (34-56 107th Street) である[7][8]

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歴史

この家は、1910年に建てられ、1930年代からはブレナン家 (the Brennans) というアイルランド系の家族が住んでいたが、1943年にルシールと結婚したアームストロングがこの家を手に入れて移り住んだ[3]。アームストロングは、そのままこの家を終生の住処とし、1971年7月6日にこの家の寝室で息を引き取った[3]

1983年に未亡人ルシールが亡くなり、資産を引き継いだルイ・アームストロング教育財団 (The Louis Armstrong Educational Foundation) は、1986年にこの家をニューヨーク市に寄贈するとともに、建物やアームストロングの遺した膨大な資料の管理をニューヨーク市立大学クイーンズ校に委ねた[3]1988年、この建物はニューヨーク市歴史建造物となった[3]。しかし、この建物は、1991年までは空家の状態で放置され、雨漏りなどが生じ、ヴァンダリズムの被害も受けるようになっていた[7]

1998年、この建物を博物館に改装するマスタープランが決定、2000年までに設計が完了し、2002年から2003年にかけての改装工事を経て、ルイ・アームストロングの家博物館が開館した[3]

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出典・脚注

関連項目

外部リンク

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