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ルカ・ブッチ
イタリアのサッカー選手 ウィキペディアから
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ルカ・ブッチ(Luca Bucci, イタリア語発音: [ˈluːka ˈbuttʃi], 1969年3月13日 - )は、イタリアの元プロサッカー選手、サッカー指導者。元イタリア代表。現役時代のポジションはゴールキーパー。
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経歴
クラブ
ボローニャ出身で、パルマのユースチームを経て、1986-87シーズンにトップチームデビューを飾った[1]。セリエCやセリエBのクラブで数シーズン過ごし、1992-93シーズンにはレッジャーナでセリエB優勝を果たした[2]。パルマACに復帰し、1993年8月29日のウディネーゼ戦でセリエA初出場。1993年にUEFAスーパーカップ、1995年にはUEFAカップを制し、コッパ・イタリア、UEFAカップウィナーズカップ、スーペルコッパ・イタリアーナ、セリエAでも好成績を収め、パルマの守護神として活躍した。しかし、1995年11月の負傷により下部組織から急遽昇格したばかりで、当時まだ17歳であったジャンルイジ・ブッフォンが台頭し、1996-97シーズンには正ゴールキーパーのポジションを奪われる形となった[3]。このことから監督のカルロ・アンチェロッティと対立し、出場機会を求めてパルマを離れることとなった[4]。
ペルージャで半期プレーしたが、チームはセリエBに降格した[5]。1998年に当時セリエBのトリノに移籍[5]。2000-01シーズンにセリエBで優勝し、セリエA復帰に貢献するなど、6シーズンに渡ってゴールマウスを守った。その後エンポリに移籍したが、半数ほどしか試合に出場できず、クラブもセリエBに降格したため、シーズン終了後に退団した[4]。
その後半年ほど無所属であったが、2005年1月、トリノに移籍したジャンルカ・ベルティの代役としてパルマに復帰[6]。当初は控えGKであったが、セバスティアン・フレイが退団すると、正GKに返り咲いた。2008年6月クラブのセリエB降格とともに、自身もパルマを退団した[4]。
再び無所属となり7か月ほど過ごした後、GKに負傷者が相次いだナポリに加入。2009年4月19日、アウェイでのカリャリ戦に出場し、このシーズンでナポリのゴールマウスを守った5人目のGKとなった[7]。この試合での、40歳1ヵ月1日での出場は、ナポリの選手としては、セリエAの最年長記録となった[5]。
代表
パルマでデビューした頃の監督である、アリゴ・サッキによって1994 FIFAワールドカップの直前に代表に選出され、大会のメンバー入りを果たした[1]。しかし、ジャンルカ・パリュウカ、ルカ・マルケジャーニに次ぐ第3GKの立場であり、出場機会はなかった。同年12月21日、トルコとの親善試合で代表初出場[8]。UEFA EURO '96予選のクロアチア戦で退場処分になって以降、フランチェスコ・トルドの台頭もあり、完全に第3キーパーとなった[5]。1996年の欧州選手権のメンバーにも選出されたが、こちらでも出場機会はなかった。通算では親善試合2試合と、欧州選手権予選1試合、計3試合に出場した[9]。
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個人成績
クラブ
代表
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引退後
ナポリでの2008-09シーズン終了後に40歳で現役を引退し、パルマの下部組織のGKコーチに就任した[4][10]。2015年には新監督に就任したロベルト・ドナドーニのもと、ボローニャのGKコーチを務めた。
タイトル
- ACレッジャーナ
- セリエB(1992-93)
- パルマAC
- UEFAスーパーカップ(1993)
- UEFAカップ(1994-95)
- トリノ・カルチョ
- セリエB(2000-01)
脚注
外部リンク
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