トップQs
タイムライン
チャット
視点

レット・ザ・グッド・タイムス・ロール (ルイ・ジョーダンの曲)

ウィキペディアから

Remove ads

レット・ザ・グッド・タイムス・ロール (Let the Good Times Roll)」は、ルイ・ジョーダンと彼のティンパニ・ファイブ1946年に録音したジャンプ・ブルースの楽曲。

概要 「Let the Good Times Roll」, A面 ...

ミッド・テンポの12小節ブルースであるこの曲は、ブルースのスタンダード曲、ジョーダンの代表曲のひとつとなった[1]

Remove ads

ルイ・ジョーダンのオリジナル

「レット・ザ・グッド・タイムス・ロール」は、「ルイ・ジョーダンがパーティーにおいでと煽るように呼びかける曲」である[2]

この曲を書いたのは、ニューオーリンズ生まれのブルース歌手、ソングライターであったサム・シアード英語版だが、共作者として、ジョーダンの妻だったフリーシー・ムーア (Fleecie Moore) の名がクレジットされている。これは、作品の公表に関する契約上の面倒を回避するために、ジョーダンがしばしば行なっていた便法で、彼女は生涯に一度も実際に歌詞を書いたことはなかったのだが、後にジョーダンとフリーシーがけんか別れで離婚することになると、彼女は自分の名がクレジットされた曲について、権利を盾に、そこから上がる収入をジョーダンにいっさい渡さなかった。ジョーダンとティンパニ・ファイブは、1947年の映画Reet, Petite, and Gone』の中でこの曲を演奏したが、サウンドトラックに用いられた演奏は、ライブ演奏ではなく、スタジオ録音が用いられた。

チャートと評判

「レット・ザ・グッド・タイムス・ロール」は、1947年に『ビルボード』誌のR&Bチャートで最高2位まで上昇した。この曲は、1947年最大のR&Bヒットだった「エイント・ノーバディ・ヒア・バット・アス・チキンズ (Ain't Nobody Here but Us Chickens)」のB面曲だったが、2曲とも半年近くチャートに留まった[3]。「レット・ザ・グッド・タイムス・ロール」は、2009年グラミーの殿堂入りを果たし[4]2013年には「ブルース録音の古典 - シングルないしアルバム収録曲」部門で、ブルース財団英語版の殿堂入りも果たした[2]

Remove ads

他のバージョン

「レット・ザ・グッド・タイムス・ロール」は以下に挙げたバージョンを含め、数多くのアーティストたちによって演奏されている[2][1]B.B.キングは、スタジオライブ双方で何回もこの曲を録音しており、ボビー・ブランドトニー・ベネットと共演したバージョンもある。また、この曲は、1992年に公開されたルイ・ジョーダンを主題としたミュージカル・レビュー『Five Guys Named Moe』や、1980年の映画ブルース・ブラザース』の中でも取り上げられた。

さらに見る 年, アーティスト名 ...
Remove ads

同名異曲

この曲には、同名異曲があり、注意を要する。

脚注

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads