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レナード・ニモイ
アメリカ合衆国の俳優・映画監督 (1931–2015) ウィキペディアから
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レナード・ニモイ(Leonard Nimoy/ˈniːmɔɪ/、本名Leonard Simon Nimoy, 1931年3月26日 - 2015年2月27日)は、アメリカの俳優、映画監督。スタートレックのスポック役で特に有名である。
小惑星(4864) Nimoyはニモイに因んで命名された[1]。
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経歴
要約
視点

マサチューセッツ州ボストン出身。ユダヤ系ウクライナ移民の家庭に生まれる[2]。8歳のとき、ボストンのボウディン劇場で映画『ノートルダムのせむし男』を観る。そこでチャールズ・ロートン演じるカジモドに感情移入をしたのが、役者になるきっかけだったとしている。のちにボストンカレッジを中退してカリフォルニアへ移り、役者として生活するようになる。『キッド・モンク・バローニ』で映画俳優として主演デビューする。
アメリカのSFテレビドラマシリーズ『スタートレック』に登場するバルカン人、Mr.スポック役の俳優として有名である。『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!』と『スタートレックIV 故郷への長い道』では監督、『スタートレックVI 未知の世界』では原作・製作総指揮も務めている。『スパイ大作戦』では第4シーズンと第5シーズンにグレート・パリス役でレギュラー出演もしている。人気シリーズ『刑事コロンボ』15話「溶ける糸」では冷酷な犯人役を演じている[3]。TVシリーズ以外の作品としては1978年の『SF/ボディ・スナッチャー』での出演が知られる。優れた演技者でもあり、監督としても、数多くの作品でメガホンを取った。
ニモイはTV版スタートレック「宇宙大作戦」終了後の1975年に「アイアムノットスポック」(私はスポックではない)という著書を発表し、スポック役に深く愛着を持ちながらも、他の役柄や仕事に挑戦するうえでスポックのイメージが障害になっていると告白している[要ページ番号]。
映画版スタートレック終了後の1995年に改めて「アイアムスポック」(私はスポックだ)という著書を発表し、最終的にスポック役が自分の一部であることを受け入れ、誇りに思うと語っている[要ページ番号]。

2010年4月21日、俳優業引退を発表[4]したが、2011年の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で復帰した[5]。また、テレビドラマ『FRINGE』の第4シーズン最終話(2012年5月放送)などにもゲスト出演している。2013年に公開された『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が最後の出演作品となった[6]。
2014年に、30年以上喫煙をやめていたが慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断されたことをツイッター上で表明した[7]。2015年2月19日、COPDによる胸の痛みが原因でロサンゼルス市内の病院に搬送され[8]、同月27日朝には自宅において83歳で死去した[9][10]。人生最期のツイートは2015年2月23日の“A life is like a garden. Perfect moments can be had, but not preserved, except in memory. LLAP”(人生は庭園のようなものだ。ときに完璧な瞬間があっても、それは束の間で、思い出に残るのみ。長寿と繁栄を)だった[11]。
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家族
ユダヤ系ウクライナ系アメリカ人のニモイは2度の結婚歴があり、1954年に女優のサンドラ・ゾーバーと結婚、アダム・ニモイとジュリー・ニモイを儲けたが、1987年に離婚した。1988年に映画監督マイケル・ベイの従姉妹で女優のスーザン・ベイと再婚した。息子のアダムは後に監督となった。
主な出演作品
映画
テレビシリーズ
ミュージックビデオ
ビデオゲーム
演劇

- ヴィンセント - テオドルス・ファン・ゴッホ役
- 屋根の上のヴァイオリン弾き - テヴィエ役
- オリヴァー!
- キャメロット - アーサー王役
- エクウス Equus
- 王様と私 - 国王役
- ガラスの仕切りにいる男 - ゴールドマン役
- カリギュラ - カリグラ役
CM出演
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主な著書
- I Am Not Spock (1977年) - 自伝。
- 『わたしはスポック』(I Am Spock, 1995年)富永和子訳、扶桑社〈扶桑社文庫〉、2001年 - 自伝。
音楽作品
- Mr. Spock's Music from Outer Space (1967年) - ナレーションや選曲に加えてボーカルも担当している。
- The Two Sides of Leonard Nimoy (1968).
- The Way I Feel (1968).
- The Touch of Leonard Nimoy (1969).
- The New World of Leonard Nimoy (1970).
脚注
外部リンク
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