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ワライカモメ
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ワライカモメ(笑鴎、学名:Leucophaeus atricilla)は、チドリ目カモメ科に分類される鳥類の一種。英名のLaughing Gullは、鳴き声が人間の笑い声に似ていることからついた。和名は英名をそのまま訳したもの。
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分布
アメリカ東海岸からカリブ海周辺、ベネズエラまでにおいて繁殖する。冬期はブラジルや南アメリカの太平洋側(チリ付近まで)に渡り越冬する。
日本では迷鳥として、2000年に火山列島の硫黄島と愛知県で記録されているほか、2010年5月に青森県で記録がある[1]。
形態
全長約40cm。夏羽は頭部が黒く、背中や翼上面は濃青灰色で体の下面と尾は白色である。嘴と足は赤色。冬羽では頭部は白く、目の周囲から後頭部にかけて黒斑が散らばっている。嘴と足はやや黒ずんでいる。雌雄同色である。
分類
本種は以前はカモメ属(Larus)に分類されていたが、2005年の分子系統研究により、従来のカモメ属が単系統群ではないことが指摘され[2]、新たにワライカモメ属(Leucophaeus)に分類されることになった。[3][4]
類似種と識別点
ユリカモメと似ているが、本種の方が嘴や足、頸が長い。また、翼の上面の色が濃いことで識別できる。
脚注
参考文献
関連項目
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