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一村一山

東日本旅客鉄道の臨時快速列車 ウィキペディアから

一村一山
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一村一山(いっそんいちやま)は、かつて東日本旅客鉄道(JR東日本)が上野駅 - 土合駅間を東北本線高崎線上越線経由で運行していた臨時快速列車である。この記事では後継列車である谷川もぐら谷川ループ谷川岳もぐら谷川岳ループおよび同区間を走る山の日谷川岳号についても述べる。

概要 一村一山, 概要 ...
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概要

JR東日本が主催するウォーキングイベント「駅からハイキング」にタイアップした列車で、列車名はJR東日本高崎支社による上越線観光のキャッチフレーズ「一村一山上越線」に由来している。低頻度の運転ながら、使用車両である183系電車には専用のイラスト入りヘッドマークが用意されていた。

運行概況

「駅からハイキング」の開催日や上越線沿線でのイベント実施日に合わせ、毎年7月と9月に1日ずつ(ただし2004年運転分は7月に4日分、9月に2日分)、1往復設定されていた。

土合駅は構造上折り返すことが不可能なため、土合駅 - 石打駅間を回送運転していた。

停車駅

上野駅 - 赤羽駅 - 浦和駅 - 大宮駅 - 上尾駅 - 桶川駅 - 北本駅 - 鴻巣駅 - 熊谷駅 - 深谷駅 - 本庄駅 - 高崎駅 - 新前橋駅 - 渋川駅 - 沼田駅 - 水上駅 - 土合駅

使用車両

設定当初はJR東日本新前橋電車区(現:高崎車両センター)所属の165系で運転されていたが、2003年から2012年までは大宮総合車両センターに所属する183系(6両編成)が使用され、2013年から2014年まで新潟車両センターに所属していた485系電車が使用され、2015年は、大宮総合車両センター所属の185系電車200番台が使用された。

沿革

  • 2001年平成13年)8月25日 - 運行開始。運行区間は新宿駅 - 越後湯沢駅間で、使用車両は165系であった。
  • 2003年(平成15年)7月26日 - 使用車両を183系に変更。
  • 2005年(平成17年)7月23日 - 運行区間を上野駅 - 土合駅間に変更。新宿駅・池袋駅は経由しなくなり、浦和駅に停車するようになる。また後閑駅を通過するようになる。
  • 2013年(平成25年)7月13日・9月14日 - 使用車両を485系(国鉄特急色編成)に変更。これによりグリーン車指定席が設定される[1]
  • 2015年(平成27年)7月11日・9月12日 - 使用車両を185系6両編成に変更。再びグリーン車の設定がなくなる[2]

谷川もぐら・谷川ループ・谷川岳もぐら・谷川岳ループ

概要 谷川岳もぐら・谷川岳ループ, 概要 ...

大宮駅 - 越後湯沢駅間を運転する臨時列車。2014年(平成26年)9月14日より運転を開始した[3]。おもに6月から11月に運転する。運転開始時より全車指定席。当初は485系6両のリゾートやまどり編成による快速列車だったが、2022年(令和4年)10月臨時運転分よりE257系5両編成に置き換わり、特急列車化した。2023年(令和5年)6月から翌2024年(令和2年)7月までは185系6両編成が充当され[4]、同年8月は運転が無く、9月以降はE257系5両編成が運用に入っている[5]

列車名は下りと上りで異なっており、土合・越後湯沢駅方面が「谷川もぐら」→「谷川岳もぐら」、上尾・大宮駅方面が「谷川ループ」→「谷川岳ループ」となっている。これは上越線水上駅 - 越後中里駅間で下り列車は地下深いトンネル、上り列車はループ線を行き交うことに由来する。

なお「もぐら」「ループ」を付す列車は水上駅 - 越後湯沢駅間で複数設定があったが[2] [6]、2019年(平成31/令和元年)までに運転を終了している。

停車駅

快速列車時代

大宮駅 - 上尾駅 - 桶川駅 - 北本駅 - 鴻巣駅 - 熊谷駅 - 深谷駅 - 本庄駅 - 高崎駅 - 新前橋駅 - 渋川駅 - 沼田駅 - 水上駅 - 湯檜曽駅 - 土合駅 - 越後湯沢駅

特急列車化後

大宮駅 - 熊谷駅 - 高崎駅 - 湯檜曽駅 - 土合駅 - 越後湯沢駅

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山の日谷川岳号

2016年の山の日制定に合わせて8月11日に運転する臨時快速列車[7][8][9][10]。上野駅 - 土合駅間で運転する。185系6両編成で運転だったが2019年に651系4両編成に変更。全車普通車指定席。2019年を最後に運転を取りやめている。

停車駅

上野駅 - 赤羽駅 - 浦和駅 - 大宮駅 - 上尾駅 - 桶川駅 - 北本駅 - 鴻巣駅 - 熊谷駅 - 深谷駅 - 本庄駅 - 高崎駅 - 新前橋駅 - 渋川駅 - 沼田駅 - 水上駅 - 土合駅

沿革

  • 2014年(平成26年)9月14日・21日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして熊谷駅 - 越後湯沢駅間で運転開始。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[3]
  • 2015年(平成27年)9月20日・22日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[2]。上尾駅発着に延長。
  • 2016年(平成28年)7月10日・8月26日・28日・9月10日・11日・18日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[7]
  • 2017年(平成29年)
    • 6月24日・25日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[6]。6月の運転開始。
    • 8月25日・9月17日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[8]
  • 2018年(平成30年)年
    • 6月23日・24日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[11]
    • 7月7日・9月16日・23日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[9]
  • 2019年(令和元年)
    • 6月9日・23日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[12]
    • 9月15日・29日 - 快速谷川もぐら・谷川ループとして上尾駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[10]
  • 2021年(令和3年)
    • 6月6日・12日・20日 - 快速谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[13]。このシーズンより大宮駅発着に延長、列車名に「岳」を追加。
    • 10月2日・3日・11月13日・11月14日 - 快速谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[14]。10月・11月の運転を開始。
  • 2022年(令和4年)
    • 6月11日・12日・18日・19日・25日・26日 - 快速谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[15]
    • 7月2日・3日・9日・10日・9月18日・23日・25日 - 快速谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。485系6両編成リゾートやまどり編成使用[16]
    • 10月30日・11月3日・6日・13日 - 特急谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。E257系5両編成使用[17]。使用車両変更に合わせ、列車種別を快速から特急に格上げ。
  • 2023年(令和5年)
    • 6月3日・4日・17日・18日 - 特急谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。185系6両編成使用[18]
    • 7月8日・9日・9月16日・17日 - 特急谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。185系6両編成使用[19]
    • 10月28日・11月3日・4日・5日 - 特急谷川岳もぐら・谷川岳ループとして大宮駅 - 越後湯沢駅間で運転。185系6両編成使用[20]
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脚注

関連項目

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