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中央アフリカ共和国の行政区画
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中央アフリカ共和国は20州(県とも、フランス語: Préfectures、サンゴ語: kodoro kômanda-kôta)に区分されている[1]。州はさらに84の郡(支庁、地区)[1]、コミューン、村に細分化される。
概要
中央アフリカ共和国では州、郡、コミューン、村の4層の行政区画から成る。州の上位に7つの行政地方(Région administrative)が存在し、2ないし3つの県を包括している。コミューンは日本における市町村にあたり、(人口)規模によって「市」「町」といった訳語を用いる(例としてバンギは市と扱われることが多い)。最小単位の村は50人以上の住民が必要で、歴史・経済・民族・宗教といった何かしら要素を共有している集落で形成される。街区は主に都市化が進んだコミューンにみられ、村と同じ権力をもつ。
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地方

行政地方は、同国の最上位行政区分である。1996年1月13日の法律第96.013号によって設置された[3]。2015年憲法ではコミューンと共に同国の行政区画を構成するものとされる(第10章114条[4])。ただし行政府はまだ設置されておらず、2017年の統計年鑑では州とコミューンを行政区画として紹介している[3]。
地方は2県から4県で構成されている。首都バンギは単独で地方を構成する。
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州
要約
視点
地方の下位区分で、現状同国における最上位の行政区画。知事(Préfet)は大統領が指名する形を採る[7]。また議会はConseil Généralと呼ばれる。州名は州内を流れる主要な川の名前から採られており、州によっては下流(Basse)または上流(Haut / Haute)を冠している[8]。
2020年12月10日に国民議会で採択され、翌年1月21日に大統領令によって公布された新たな行政区画法によると中央アフリカ共和国は20州から成り立つ[9]。既存の州から3州が分立し、特別市として州と同格であったバンギはオンベラ・ムポコ州の2郡と共にバンギ州へ発展解消した[10]。
一覧

1988年 - 2021年
1988年2月5日に採択された法律第88.005号によると、中央アフリカ共和国は16州と州に属さないバンギ市(フランス語: Commune、サンゴ語: kötä gbätä)から成り立つ[11]。また州のうち2つは経済州(Préfecture économique、sêse tî kömändâ-kötä)と呼ばれている。経済州は通常の州と行政上は変わらず、区別されないこともある。

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郡

→「中央アフリカ共和国の郡」を参照
州の下には84の郡(sous-préfecture 地区、支庁とも)が存在する[1]。
関連項目
- 中央アフリカ共和国の州知事の一覧
- 中央アフリカ共和国の都市の一覧
- ISO 3166-2:CF
脚注
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