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亀の井別荘

大分県由布市の由布院温泉にある温泉旅館 ウィキペディアから

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亀の井別荘(かめのいべっそう)は、大分県由布市由布院温泉にある温泉旅館である。

概要 種類, 市場情報 ...

概要

由布院温泉を代表する高級旅館で、由布院の歴史とともに歩み、由布院玉の湯と並びまちづくりの一翼を担ってきた。由布院玉の湯、山荘無量塔とともに、由布院御三家のひとつに数えられる[1]。約30,000m2の敷地に、本館の洋室6室と離れの和室15室のみ。客室内風呂・大浴場ともに天然掛け流しの温泉である。

  • 客室数
    • 洋室(本館) - 6室
    • 和室(離れ) - 15室
  • 所在地 - 由布市湯布院町川上2633-1

宿泊客以外も利用できる以下の施設が併設されている。

  • 湯の岳庵(レストラン)
  • 茶房 天井桟敷 / Bar 山猫(喫茶 / バー)
  • 鍵屋(売店)

沿革

別府温泉で亀の井旅館(のちの亀の井ホテル)などを経営し別府の観光開発に尽力した油屋熊八が、賓客をもてなすために、1921年(大正10年)に由布院金鱗湖畔に建てて片腕・中谷巳次郎に託した草庵がもとになっている[2]。中谷巳次郎は1924年(大正13年)に由布院を訪れた林学者の本多静六の講演を聴き、由布院をドイツに倣った滞在型保養温泉とすることを目指した。

中谷巳次郎の孫の中谷健太郎は、1962年に亀の井別荘を継ぐと、1971年に玉の湯の溝口薫平らとともに50日間にわたりヨーロッパ各地を私費で視察してまちづくりを学び、ゆふいん音楽祭湯布院映画祭牛喰い絶叫大会等のイベントを企画するとともに、由布院のまちづくりに貢献し、由布院温泉を国内有数の温泉地に育てた。2009年12月には、第1回観光庁長官表彰を受けている[3]

アクセス

脚注

参考文献

外部リンク

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