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佐々木直

日本の銀行家 ウィキペディアから

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佐々木 直(ささき ただし、1907年明治40年)5月19日[1] - 1988年昭和63年)7月7日[1])は、日本の第22代日本銀行総裁

略歴

父の任地、仙台市で誕生[1][2]。釜山中学校[1](現釜山高等学校)、東京府立四中第一高等学校を経て[1][3]東京帝国大学経済学部卒業(本位田祥男ゼミ)。日本銀行入行。戦前は総力戦研究所にも出向し,模擬内閣で日銀総裁役を務めた経験もある。

戦後、“日銀のプリンス”と称され、日銀総裁の座が近づいた時、池田勇人や、時の田中角栄蔵相らの意向で市中銀行(三菱)出身の宇佐美洵に総裁の座をさらわれ、日銀もすっかり大蔵省による金融行政の脇役に収まっていた。日銀副総裁時代には山一證券の破綻時、田中角栄の意向で日銀特別融資で乗り切り、さらに田中角栄内閣時代には日銀総裁を務めた。総裁在任中には、再三再四にわたり公定歩合引き下げ、積極財政路線を呑まされる形となり、狂乱物価の時代へと続いた。

経歴

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親族

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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