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全力離婚相談

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全力離婚相談』(ぜんりょくりこんそうだん)は、2015年1月6日から2月17日まで毎週火曜日22:00 - 22:48に、NHK名古屋制作・NHK総合テレビドラマ10」枠で放送された日本テレビドラマ。全7回。主演は真矢みき[1]

概要 全力離婚相談, ジャンル ...

あらすじ

キャスト

要約
視点

主要人物

竹内 美晴(たけうち みはる)〈45〉
演 - 真矢みき[2]
大学時代の同級生・稲垣賢哉と大学卒業と同時に結婚し、娘も生まれ、家族3人の家庭を持っていたが、自分のどこがいけなかったのか自覚が無いままに結婚生活が破たんしてしまい、離婚裁判で娘の親権について2年間も争った末に結局敗れ、面会交流権すらも得られず実の娘に会えないままこの10年間を生きてきた。最近になってその娘に対して、会ってくれないかといった趣旨の手紙を送った状態だった。
かつての先輩弁護士だった水野の経営する水野弁護士事務所に所属し、企業法務を担当。弁護士の道に邁進する日々を送ってきたあまり、水野が自分のことを好きでいてくれるということにも、全く気付かずにいた。
顧客の郷原陶器会長・郷原泰造から息子の離婚問題の対応を依頼されたものの、夫側だけでなく妻側にも配慮した解決をしたことで会長の怒りを買い、顧問契約を打ち切られ、責任を取る形で事務所を退所。
郷原家や沢木家の離婚案件を経験したことをきっかけに、離婚問題で苦しむ家族の人々を助けることができる弁護士になろうと「竹内美晴離婚相談室」を開設。
三ツ矢 鉄(みつや てつ)
演 - 上地雄輔
名古屋の下町の大須あたりにある「あんスパ鉄」店長。美晴は常連客のひとり。彼女とは気さくに話せて、気の置けない友達といった感じだが、言葉に出しはしないが、実はひそかに美晴のことを想っている。
美晴が酔えばおんぶしてでも運び、ご飯を作って美晴のところに頻繁に持っていくなど、彼女のことを気にかけている。離婚相談室の諸活動では車[注 1]の運転や、対象者の素行調査などを担当し何かと頼りになる存在である。
離婚相談の案件では、男性側から見ると、物事がどう見えているのか、どう感じているのか、女性が無自覚に行ってしまっていることのうち、実は男性にとっては何が耐えがたいことかなど、男性側の本音を友人として美晴に指摘し、彼女に気づきをもたらすこともある。
水野 豊彦(みずの とよひろ)
演 - 舘ひろし
水野法律事務所所長。もともとは美晴の先輩弁護士(兄弁)として、彼女とチームを組んでいたことがある。美晴の良き理解者でもあり、ひとりの女性としても彼女のことを想っている。
様々なものごとを周囲の弁護士たちよりも少しばかり深い次元で洞察しており、美晴が男性とうまくやってゆくことを難しくしているのは実は何なのか、ということもおおむね見抜いている。そして、それを言葉で指摘するのではなく、美晴本人の心の内に自然な気づきが起きるように配慮し、干渉しすぎずそっと包み込むように見守っており、それなりの考えがあって美晴に離婚問題を担当させた。
郷原家の一件では結果として美晴が事務所を辞めざるを得ない形になってしまったが、それでもかわらず美晴を応援しつづけており、美晴が人間的に成長することで本当の幸せをつかむことを願っている。
美晴とその娘・佳苗が和解できるように、間をとりもつ役割も果たす。

竹内家

稲垣 佳苗(いながき かなえ)
演 - 竹富聖花(幼少期:浦萌仁香 / 少女期:岡田和莉)
美晴と賢哉の娘。東京大学2年生。夏休みを利用し、水野法律事務所でアルバイトを始める。
稲垣 賢哉(いながき けんや)
演 - 利重剛
美晴の元夫。
竹内 笙子(たけうち しょうこ)
演 - 中尾ミエ
美晴の母。ブライダルビューティーサロン経営者。

水野法律事務所

杉浦 千賀子(すぎうら ちがこ)
演 - 関めぐみ
離婚訴訟担当弁護士。
崎田 徹(さきだ とおる)
演 - 池田努
企業法務担当弁護士。
塙 浩一(はなわ こういち)
演 - 丸一太
小宮 あかり(こみや あかり)
演 - 飯沼千恵子

その他

栗田(郷原) 信枝(くりた(ごうはら) ひさえ)
演 - 近衛はな
竹内美晴離婚相談室事務員。直樹の元妻。郷原実業団チームのバレーボール選手時代に郷原泰造に見初められ、一定の交際期間がないまま直樹と結婚する。
三ツ矢 剛三(みつや ごうぞう)
演 - 渡辺哲
鉄の父。あんスパ鉄や美晴の住居があるビルのオーナー。
松山(まつやま)
演 - 宮地佑紀生
井上(いのうえ)
演 - 河原龍夫
上記2名は剛三の友達。
出川 誠二(でがわ せいじ)
演 - 田中俊介BOYS AND MEN
あんスパ鉄店員。

ゲスト

キャストの横の話数は出演回。

第1話
郷原 直樹(ごうはら なおき)
演 - 吉沢悠
信枝の元夫。郷原陶器社長。
郷原 泰造(ごうはら やすぞう)
演 - 石橋蓮司
信枝の元舅。郷原陶器会長。
郷原 涼太(ごうはら りょうた)〈5〉
演 - 中村文徳(第5話)
直樹と信枝の息子。
岡田(おかだ)
演 - 木村庄之助
郷原家執事。
第2話
沢木 敏雄(さわき としお)
演 - うじきつよし
リストラ処分を受け、親会社の名城自動車から子会社のオワリ部品に出向させられる。今まで家族のために最善の選択をしてきたつもりでいたが、家族を大切に想う気持ちは妻や娘には伝わっていなかった。
沢木 藍子(さわき あいこ)
演 - 山下容莉枝
敏雄の妻。夫とは職場結婚で、娘の出産を機に勤めていた会社を退職する。
沢木 真里菜(さわき まりな)
演 - 石井杏子
沢木 香里菜(さわき かりな)
演 - 石井梨子
上記2名は敏雄と藍子の双子の娘。ヒップホップダンスを習っている。
津村(つむら)
演 - 鈴木林蔵
元名城自動車研究開発部部長。
五十嵐(いがらし)
演 - 多田木亮佑
美晴の元クライアント。
樺島(かばじま)
演 - 山﨑武司
自動車ディーラー
第3話
須藤 恵里香(すどう えりか)
演 - 安藤玉恵
紀夫の妻。啓文大学図書館整備課課長。夫の行動に女性の影を感じ、浮気を疑う。
須藤 紀夫(すどう のりお)
演 - 渡辺邦斗
恵里香の12歳年下の夫。書店営業部社員。妻の誤解を招くような趣味を持っていた。
ゆりこ
演 - 佃典彦
女装クラブママ。
カスミン
演 - 黒田耕平
女装クラブホステス。紀夫の大学時代からの友達。
第4話
河野 淳一郎(かわの じゅんいちろう)
演 - 大竹まこと
和菓子屋松菊店主。長年に渡る夫婦生活の中で、妻が苦しんでいることに気付かなかった。
河野 弘子(かわの ひろこ)
演 - 宮田圭子
和菓子屋松菊女将。淳一郎の妻。夫の癇癪や怒鳴り声に耐え兼ね、杉浦のアドバイス通りに自立資金やモラルハラスメントの証拠を集め、夫と離婚するための準備を整えてから計画的に家を出る。
山内 慎吾(やまうち しんご)
演 - 菅原永二
和菓子屋松菊職人。弘子からの依頼で、淳一郎が作った和菓子の涼風を渡す。
第5話
尾形 司(おがた つかさ)〈35〉
演 - 岩井秀人
珠美の夫。仕事を辞めてから、定まった職には就かず仕事を転々と変え、妻に心配や迷惑をかける。
尾形 珠美(おがた たまみ)〈29〉
演 - 広澤草
薬剤師。新婚早々に仕事を辞めた夫・司をこれまで養ってきたが、逃げるばかりで真剣に話を聞いてくれない夫に嫌気がさして、実家に戻る。母の自慢の娘であり続けようと努力を重ねてきた。
田上 静代(たしろ しずよ)
演 - 小島範子
娘・珠美が小学5年生のときに離婚し、その後一人の力で娘を育ててきた。経済力のない婿と娘を離婚させたいと考えている。
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スタッフ

  • 作 - 小松與志子、井出真理
  • 音楽 - 江藤直子
  • 演出 - 柴田岳志(NHK名古屋)、松木健祐、福井充広
  • 主題歌 - 安藤裕子「人魚姫」(cutting edge[3]
  • 挿入歌 - Lonesome Strings and Mari Nakamura「The Cuckoo Bird」
  • タイトル映像制作 - 江川智也
  • 法律監修 - 浅野了一
  • 弁護士指導 - 堀口佑美、大井直樹
  • 名古屋ことば指導 - 小島範子
  • 英語指導 - 西本康裕
  • 料理指導 - 田中稔
  • ダンス指導 - Yuki
  • 和菓子指導 - 加藤譲治
  • 擬斗 - 村瀬良則
  • 制作統括 - 青木信也(NHK名古屋)
  • 制作著作 - NHK名古屋

エピソードリスト

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脚注

外部リンク

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