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六花酒造

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六花酒造
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六花酒造株式会社(ろっかしゅぞう)は青森県弘前市に本社を置く酒造メーカー。製造する代表銘柄は杜來じょっぱり

概要 種類, 本社所在地 ...

概要

1719年享保4年)、藤田久次郎が弘前城下で蔵元「高嶋屋酒造」を開く[2]。また、1886年明治19年)に野村音次郎が「白梅酒造」を創業し、1909年(明治42年)に川村酒造店が創業された[2]。いずれも太平洋戦争中の企業整備令を免れ、戦後復興期まで弘前を代表する蔵元御三家として繁盛した[2]

高度経済成長とともに激しくなる大手酒造メーカーの進出を受け、地元市場が狭まることに危機感を抱いた[2]高嶋屋酒造の藤田久次郎(世襲)が、白梅酒造社長・野村音次郎(世襲)、川村酒造店社長・川村東一郎と協議し、合併。1972年、「六花酒造株式会社」を立ち上げた[3]。翌1973年に建設された生産能力30,000石の醸造蔵で、本醸造酒や普通酒を主に生産を続けてきたが[4]2022年末をもって岩木地区に移転した。その際、敷地・仕込みタンクとも10分の1に、また醸造能力も700石にダウンサイジングし、本醸造酒中心から純米酒に限る藏に改めた[4][5]

社名の「六花」は、合併当時の弘前市長である藤森睿が、雪の結晶に現れる幻想的な六角形の花をイメージして命名した[6]。高嶋屋酒造の酒造免許を優先し、あとの2社が免許を返還するかたちでの立ち上げとなった[2]

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主な商品

  • 杜來 - 移転後の2023年に誕生した新ブランドの純米酒。「300年の歴史を繋ぎ、酒造りへのこだわりを未来へ受け継ぐ」「挑戦する」という思いが込められている[7]
  • じょっぱり - 1975年に誕生した本醸造酒[4]。すっきりとした辛口が特徴の本醸造酒で、長らく同社を代表するブランド銘酒であった[7]。2022年の移転の際にいったん終売したが[4][7]、復活を望む声に応えて2024年に純米酒「JOPPARI」として発売された[4][8]

出典

外部リンク

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