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内山靖崇
日本のテニス選手 (1992-) ウィキペディアから
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内山 靖崇(うちやま やすたか、1992年8月5日 - )は、日本の男子プロテニス選手。北海道札幌市出身[1]。ATPツアーでダブルス1勝。ランキング自己最高位はシングルス78位、ダブルス102位。身長183cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。北日本物産テニス部 → 積水化学工業所属[2][3]。青森山田高等学校出身[1]。
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選手経歴
要約
視点
ジュニア時代
小学2年からテニスを始める。中1から錦織圭と同じくIMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーに留学。
2010年 フューチャーズ初優勝
2010年から拠点を東京に移す。4月、日本F4フューチャーズ優勝。10月、世界スーパージュニアテニス選手権大会でシングルス、ダブルスの2冠を達成。年間最終ランキングは644位。
2011年 プロ転向
2011年にプロ転向。5月、イタリアF10フューチャーズダブルス優勝。10月、オーストラリアF10フューチャーズ優勝。年間最終ランキングは443位。
2012年 トップ400入り
3月、日本F1フューチャーズ優勝。4月、日本F4フューチャーズ優勝。年間最終ランキングは400位。
2013年 デビス杯初出場
国別対抗戦のデビスカップインドネシア戦でデビスカップ日本代表デビュー。11月、タイF4フューチャーズ優勝。年間最終ランキングは283位。
2014年 デビス杯ベスト8
1月、デニス・クドラとダブルスを組み、マイアミ・チャレンジャーで優勝。自身初のATPチャレンジャーツアーでの優勝。同月に行われたデビスカップワールドグループ1回戦、カナダ戦では、錦織圭と組んだダブルスにおいてネスター/ダンチェビッチ組を6-3, 7-6(3), 4-6, 6-4で破り、現行の16ヶ国で行われるワールドグループ制以降、日本初のベスト8進出に貢献した[4]。11月、松井俊英とペアを組み、ダンロップワールドチャレンジテニストーナメントで優勝。年間最終ランキングは293位。
2015年 全日本選手権初優勝
9月、デビスカップ日本代表に招集。西岡良仁とダブルスを組んで試合に敗れたが、チームはコロンビアに勝利して残留を決めた。
11月、第2シードとして出場した全日本テニス選手権男子シングルスにおいて、6度目の出場で初の決勝進出。決勝では添田豪を7-6(6)、6-4のストレートで破り大会初優勝を果たした[5]。年間最終ランキングは251位。
2016年
3月、デビスカップ2016ではイギリスと対戦。2日目のダブルスに西岡と出場したが、ジェイミー・マリーとアンディ・マリー兄弟に敗れた。年間最終ランキングは233位。
2017年 ツアーダブルス初優勝
2月、デビスカップ2017ではフランスと対戦。ダブルスに杉田祐一と出場したが、世界ランク1,2位のエルベール/マユ組に敗れたがシングルスの最後の試合で、デッドラバーではあったが、ピエール=ユーグ・エルベールに6-4, 6-4で勝利し、自身のシングルスでのワールドグループ初勝利を上げた。2月の島津全日本室内テニス選手権大会ではノーシードから決勝進出、決勝でブラジュ・カウチッチに6-3, 6-4で勝利し、シングルスでのチャレンジャーツアー初優勝を果たす[6]。
10月の楽天ジャパン・オープンはワイルドカードで出場。1回戦でフランク・シュクゴールを6-3, 3-6, 6-1で降し、ATPツアーの本戦で初勝利を挙げた[7]。マクラクラン勉とのペアで出場したダブルスでは準々決勝で第1シードのジャン=ジュリアン・ロジェ/ホリア・テカウ組に7-6(2), 7-6(3)で勝利する番狂わせを演じるなど快進撃を見せ、ATPツアーで初の決勝進出、決勝で第2シードのジェイミー・マリー/ブルーノ・ソアレス組に6-4, 7-6(1)で勝利し、ツアー初優勝を果たす。日本ペアのATPツアー優勝は、2005年のジャパン・オープンでの岩渕聡/鈴木貴男ペア以来12年ぶりである[8]。年間最終ランキングは221位。
2018年 グランドスラムダブルス初出場
ウィンブルドンで、アンドレイ・ベゲマンとのペアでダブルス予選を突破し、グランドスラム本戦初出場を果たす[9]。本戦は1回戦で、第11シードのパブロ・クエバス/マルセル・グラノリェルス組から第3セットを奪うも敗れた。年間最終ランキングは185位。
2019年 トップ100入り
年初のブリスベン国際において予選から勝ち上がり、自身初のATPツアーベスト8に進出する。

ウィンブルドンで予選を突破し、15回目の挑戦でシングルスでのグランドスラム本戦初出場を果たす[10]。本戦は1回戦でテニーズ・サンドグレンに敗れた。楽天ジャパン・オープンはワイルドカードで予選から出場。予選を突破し、本戦では1回戦で第4シードのブノワ・ペール、2回戦でラドゥ・アルボットに勝利し、シングルスではATPツアーベスト8進出[11]。準々決勝でライリー・オペルカに敗れた。10月の寧波チャレンジャーで優勝、10月21日付のランキングで87位となりトップ100入りを果たす[12]。年間最終ランキングは81位。
2020年
6月5日よりYouTubeにて、自身のチャンネルうっちー教室を開設し、テニスの動画レッスンを開始した。 現役選手として異例ながら、9月に自らの名を冠したテニス大会「Uchiyama Cup」を故郷の札幌で開催・運営することを発表[13]。年間最終ランキングは104位。
2021年 マスターズ本戦初勝利

全豪オープンでは2年連続本戦ストレートイン。1回戦では第29シードのウゴ・アンベールに初戦敗退となり、本戦初勝利を挙げられなかったが、3月のマイアミ・オープンでは1回戦でサルバトーレ・カルーソを6-3, 6-4のストレートで破り、ATPマスターズ1000本戦初勝利を挙げた。2回戦ではディエゴ・シュワルツマンに3-6, 3-6のストレートで敗退した。年間最終ランキングは203位。
2022年
2022年12月3日、アナウンサーの森田美礼と結婚したことを発表した[14][15][16]。年間最終ランキングは320位。
2023年 チャレンジャーダブルス4勝目

4月、ソウル・オープン・チャレンジャーでは準々決勝でデニス・クドラを6-3, 4-6, 6-1で下してベスト4進出を果たした。マックス・パーセルと組んだダブルスでは優勝して、ATPチャレンジャーツアーダブルス4勝目を挙げた。11月の慶應チャレンジャーでもベスト4進出をする。年間最終ランキングは269位。
2024年 チャレンジャー7勝目
4月、プサン・オープン・チャレンジャーでは約5年ぶりにATPチャレンジャーツアーを制覇し、さらに8月の国際チャレンジャー張家港でも優勝し、チャレンジャー7勝目を挙げた。
9月、杭州オープンでは予選を通過し、本戦1回戦ではラッキールーザーのジェームズ・マッケイブを6-4, 6-4のストレートで破り初戦突破を果たすとともに、ATPツアーでは約3年ぶりの白星を飾った。更に2回戦では第1シードのホルガ・ルーネに7–5, 6–4で勝利し、ATPツアーで5年ぶり3回目となるベスト8進出[17]、準々決勝で元世界ランキング3位のマリン・チリッチに2–6, 7–6(4), 6–7(5)で敗れた。年間最終ランキングは146位。
2025年
2月、2025年デビスカップファイナル予選1回戦ではダニエル太郎に代わり、デビスカップ日本代表としてデビスカップイギリス代表と対決することとなった。第1試合では西岡良仁がビリー・ハリスを7-5, 6-1のストレートで勝利し、日本は先手1勝を挙げる[18]。第2試合では錦織圭がジェイコブ・ファーンリーに3-6, 3-6のストレートで敗れ[19]、1対1のイーブンとなる。第3試合では綿貫陽介/柚木武組とジョー・ソールズベリー/ニール・スクプスキ組の対決となる。日本はイギリスのダブルス世界ランキング1位経験者ペアとの熱戦の末、6-7(3), 6-7(4)のストレートで敗退し[20]、1勝2敗の崖っぷりとなるも、第4試合では西岡がファーンリーを6-3, 7-6(0)のストレートで破る活躍で2勝2敗のイーブンに戻る。第5試合では日本のエース錦織がハリスを6-2, 6-3のストレートで下すとともに[21]、日本は3勝2敗で勝利を決め、ファイナル予選2回戦進出を果たした[22]。
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ATPツアー決勝進出結果
ダブルス: 1回 (1勝0敗)
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成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会最高成績
ATPチャレンジャーツアー・ITFワールドテニスツアー決勝
フューチャーズ(8) |
チャレンジャー(5) |
シングルス
ダブルス
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デビスカップ
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脚注
外部リンク
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