トップQs
タイムライン
チャット
視点

デビスカップ日本代表

ウィキペディアから

デビスカップ日本代表
Remove ads

デビスカップ日本代表(Japan Davis Cup team)は、日本テニス協会(JTA)によって編成される日本の男子テニス国別対抗戦デビスカップのナショナルチームである。また本項ではワールドチームカップ日本代表、ATPカップ日本代表についても記述する。

概要 日本, 監督 ...

概要

  • 1921年に初出場すると、インドやオーストラリア等の強豪を破り、決勝に進出。決勝でアメリカに敗れ、準優勝となり、これが現在も日本の最高成績である。
  • 1981年、デビスカップの大幅なルール改正により、現行の世界一決定戦となるワールドグループ(16か国)と、下位の地域グループ(第1グループから第4グループまでの4段階)による構成に変更された。これにより、第1グループ勝者はワールドグループ1回戦の敗者と入れ替え戦を行い、これに勝利してのみ初めてワールドグループ進出が可能となった。毎年最大で8か国の入れ替えのチャンスがあるが、実際には3-4か国の入れ替えにとどまることから、地域グループ所属国はワールドグループへの進出が大きな目標となる。
  • 日本はワールドグループに1981年1985年2012年2014年-2019年の9回在籍している(2019年現在)。それ以外の年はアジア・オセアニア第1グループに在籍しているが、ワールドグループ進出には何度も世界一を経験しているオーストラリア、ワールドグループ多数出場のインド、ダブルスが強いニュージランド、シングルスに有力選手を擁するカザフスタンウズベキスタンなどの強豪国と争って代表権を勝ち取り、さらにプレーオフに勝利しなければならない厳しい道程である。
  • 3日間5試合のうちシングルス4試合(2人)が大きな割合を占める。そのため、グランドスラム大会本戦で数試合勝ち上がれる能力を有するATPランキング上位者が2名、少なくとも1名いないと、チームとして勝ち進むことは難しい。2回ワールドグループにて戦った1980年代、9年連続日本1位(JOP)を維持した福井烈らの活躍があっても、結果は全敗に終わった。さらに、20年以上連続でアジアグループにとどまった1990-2000年代は、松岡修造 (ATP最高46位、デビスカップ23勝)等の選手の活躍があってもワールドグループ進出自体が大きな壁であった。
  • 2012年、日本は27年ぶりにワールドグループに進出し、クロアチアに接戦 (2勝3敗)した。選手層も、錦織圭 (ATP最高4位)を筆頭に、添田豪 (同47位)、伊藤竜馬 (同60位)と非常に厚くなり、戦略次第では上位国とも十分に戦える戦力が整い、2014年に再度ワールドグループに進出している。2014年2月のカナダ戦で歴史的な勝利をあげて準々決勝に進むとともに、2015年のワールドグループ残留も決めた。2015年はカナダに敗れたものの、プレーオフでコロンビアに勝利し、ワールドグループ残留を決めた。2016年は2015年の優勝国イギリスと対戦。1-2で迎えた錦織圭vs.アンディ・マリー戦では4時間54分の大接戦を繰り広げたが、マリーが7-5, 7-6, 3-6, 4-6, 6-3で勝利し、イギリスが3-1で勝利した。プレーオフでウクライナに勝利し、ワールドグループ残留を決めた。2017年フランスに敗れたが、プレーオフでブラジルに勝利し、ワールドグループ残留を決めた。2018年イタリアに敗れたが、プレーオフでボスニア・ヘルツェゴビナに勝利し、ワールドグループ残留を決めた。
  • 2019年からデビスカップのフォーマットが大きく変更され、11月末の1週間に18ヶ国で優勝を争う集中開催方式に変わった。その予選で中国に勝利し、本戦出場を決めている。
Remove ads

決勝進出結果

さらに見る 結果, 年 ...

歴代成績

オープン化後以前の決勝進出結果

さらに見る 結果, 年 ...

ワールドグループ戦績(1981~2018年)

さらに見る 結果, 年 ...

予選ラウンド・決勝ラウンド戦績(2019年~)

さらに見る 結果, 年 ...

年度別成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

20052006200720082009201020112012201320142015201620172018
G1 G1 G1 G1 G1 G1 PO 1R PO QF 1R 1R 1R 1R
20192020-212022202320242025
RR LQ LQ WG1 WG1

ワールドチームカップの戦績

さらに見る 結果, 年 ...

ATPカップの戦績

さらに見る 結果, 年 ...

現在の代表選手

2025年1/31,2/1日に行われた2025年デビスカップ予選1stラウンド・イギリス戦出場メンバー
ならびに2024年9/14,15日に行われた、ワールドグループⅠ コロンビア英語版戦に出場した選手をまとめる。

(太字はイギリス戦出場予定選手)

主な歴代選手

  • 2024年9月現在[1]
さらに見る 選手, W-L (合計) ...
Remove ads

歴代監督

ワールドグループでの対戦結果

2012

1回戦 クロアチア戦

さらに見る 日本 2, クロアチア 3 ...

2014

1回戦 カナダ戦

さらに見る 日本 4, カナダ 1 ...

準々決勝 チェコ戦

さらに見る 日本 0, チェコ 5 ...

2015

1回戦 カナダ戦

さらに見る カナダ 3, 日本 2 ...

2016

1回戦 イギリス戦

さらに見る 日本 1, イギリス 3 ...

2017

1回戦 フランス戦

さらに見る 日本 1, フランス 4 ...

2018

1回戦 イタリア戦

さらに見る 日本 1, イタリア 3 ...

2019

予選 中国戦

さらに見る 日本 3, 中華人民共和国 2 ...

2020

予選 エクアドル戦

さらに見る 日本 0, エクアドル 3 ...
Remove ads

関連項目

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads