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冨田屋

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株式会社冨田屋(とんだや、英称Tondaya Co., Ltd.)は京都府京都市上京区西陣)にある老舗呉服屋。近年は着付け教室など文化活動も行っている。

概要 種類, 市場情報 ...

概要

1885年に創業した歴史ある呉服問屋である。本業の問屋業のみならず、京都の文化を啓蒙する活動も精力的に行っている。 十三代目冨田屋藤兵衛である田中峰子の代より、国の登録有形文化財に登録[1]されている店舗を「西陣くらしの美術館」として公開している。毎月の年中行事や、京都のしきたり・着付け・茶席作法などを学ぶことができるサービスもある(要予約)。

文化財建造物としての店舗

現在の店舗兼住宅は九代冨田屋藤兵衛が建築したものである。西陣の商家特有の表屋造りの様式を持つ京町家であり、現在もその店構えが維持されている。

その文化的価値から1999年に主屋・離れ[2]・表蔵・中蔵・宝蔵が国の登録有形文化財に登録された[3]

また2007年には京都市景観重要建造物に指定された。

沿革

  • 江戸中期 - 初代冨田屋藤兵衛が伏見両替商を始める。
  • 1868年慶応4年) - 鳥羽・伏見の戦いで店舗が全焼する。
  • 明治初期 - 西陣に移転する。
  • 1885年(明治18年) - 九代冨田屋藤兵衛が現在の店舗を建てる。
  • 1935年(昭和10年) - 離れを増築する。
  • 1999年(平成11年) - 店舗など5棟が国の登録有形文化財に登録される。
  • 2007年(平成19年) - 店舗が京都市の重要景観建造物に指定される。

脚注

外部リンク

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