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刑事マディガン
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『刑事マディガン』(原題:Madigan)は、1968年制作のアメリカ合衆国の刑事アクション・サスペンス映画。
リチャード・ドハティの小説(原題:The Commissioner「本部長」「警察委員長」の意味)を原作に映画化。ドン・シーゲル監督、リチャード・ウィドマーク、ヘンリー・フォンダ出演。
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あらすじ
ニューヨーク市警察の刑事ダニエル・マディガンは相棒のロッコ・ボナーロと2人で、ブルックリンに拠点を置くギャングのベネシュの摘発に向かうが、裸の女がいて隙をつかれて逃げられたうえ、拳銃を奪われてしまう。
マディガンはラッセル本部長から72時間以内に拳銃を取り戻すよう厳命を受け、血眼になってベネシュの行方を追うが、ラッセルに押し付けられた仕事第一で家庭を顧みないマディガンに美人妻のジュリアは爆発寸前で、給料も少なく、「警部になればいいのになる気もない」と不満をぶちまける。
また、ラッセルもマディガンの一件に加えて、長年の親友であるケイン警部に汚職疑惑が発覚し、自身の上流の夫人との愛人問題でも悩んでいた。しかも、「子を持つ親の気持ちが分からない」と責められる。
ラッセルはケイン警部に汚職のことを突き詰めると、彼が息子のために汚職したということが判明し、彼は「息子に対する親の気持ちが分かるか」と言い、辞職すると告げバッジを返却した。
マディガンは、ジュリアのためにパーティに連れて行くが、マディガンの知人ベン・ウィリアムズに言い寄られる。
そんな中、ついにベネシュによって、マディガンの拳銃により、警官2人への殺人事件が発生する。
2人は、探偵のミジェット・カスティリオーネの力を借りて、ベネシュのポン引きヒューイと接触し、彼の協力を得る。
翌日、ヒューイがベネシュの元にいた姉妹の一人を連れ出し、マディガンらに連絡。
マディガンらは現場のホテルへ向かい、警官隊がホテルの周囲を包囲し、ベネシュと銃撃戦となる。
銃撃戦の末に、マディガンはベネシュを射殺するも致命傷を負ってしまい、病院へと搬送される。
ラッセルはジュリアを慰めようとするが、彼女は彼を罵倒し、ボナーロに支えられながら病室を去る。
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キャスト
※テレビ朝日版はソフト版と同時収録のキングレコードから発売中のBlu-ray Discに収録。
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テレビドラマ
本作は1972年に、主人公だけを拝借する形でテレビドラマ化された(邦題:鬼刑事マディガン、 Madigan)。主演は、映画と同じくリチャード・ウィドマーク。「NBC Wednesday Mystery Movie」枠で全6作が製作された。
日本では、まずNETテレビ(現・テレビ朝日)が1975年6月28日に『土曜映画劇場』で放送。シリーズからの一編を『刑事マディガン/マンハッタン事件』として、あたかも映画2作目であるかのように放送した。
その後、東京12チャンネル(現・テレビ東京)が1979年10月13日から同年11月17日まで『土曜刑事シリーズ』の作品として放送した。同局での放送時間は毎週土曜 20:00 - 20:54 (日本標準時)。
外部リンク
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