トップQs
タイムライン
チャット
視点

北海道東照宮

北海道函館市にある神社 ウィキペディアから

北海道東照宮map
Remove ads

北海道東照宮(ほっかいどうとうしょうぐう)は、北海道函館市陣川町にある神社。別名は函館東照宮。東照大権現(徳川家康)を祀る東照宮の一社である。旧県社[1]

概要 北海道東照宮, 所在地 ...

沿革

1864年元治元年)、江戸幕府五稜郭を建設するに伴い、様似にある等澍院[2]に祀られていた東照大権現を五稜郭の鬼門にあたる上山村(かみやまむら、現在は神山稲荷神社が建つ)に遷座する形で創建された。この際、上山は神山と改名された。例大祭が盛大に行われるなど、同社は「蝦夷日光」と呼ばれて信仰を集めた[3][4]

箱館戦争では、旧幕府軍は五稜郭北方の防御拠点として四稜郭のほか、東照宮に陣地(権現台場)を急造し、明治2年5月11日1869年6月20日)の箱館総攻撃で権現台場も戦場となり、社殿が焼失した[4]

その後、1874年明治7年)6月に谷地頭に仮社殿を建てた後、1878年(明治11年)12月に南新町(現在、元町配水場がある場所)へ、さらに1879年(明治12年)4月には亀若町(現在の宝来町)へと、函館市内を転々とした[4]1934年昭和9年)3月の函館大火では類焼したが同年9月に再建された[1]。社格は1874年には村社であったが、1915年(大正3年)に郷社、1923年(大正11年)に県社へ昇格した[1]

1992年平成4年)に現在地へ移転[5]

創建時の遺構として、当時の箱館奉行小出秀実が奉納した御影石手水鉢が残る[6]

Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads