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同文舘出版

日本の出版社 ウィキペディアから

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同文舘出版株式会社(どうぶんかんしゅっぱん)は、東京都千代田区に所在する出版社である。

概要 種類, 本社所在地 ...

歴史

1896年(明治29年)5月、森山章之丞[3]により創業。教育、歴史、宗教、経済、商業等の専門書を中心に刊行。八大辞典の刊行などにより専門出版社としての地位を固めた。1944年(昭和19年)に企業整備令により三省堂に統合。戦後再独立し、1958年(昭和33年)に現社名に変更して、現在に至る[4]

大日本百科辞書

同文舘の社主・森山章之丞は、以下のドイツ式の学問分野別大事典『大日本百科辞書』の出版を計画した。

  • 『商業大辞書』6巻(1905 - 1908)
  • 『医学大辞書』8巻(1906 - 1910)
  • 『法律大辞書』5巻(1909 - 1911)
  • 『教育大辞書』6巻(1907 - 1908)
  • 『哲学大辞書』6巻(1909 - 1911)
  • 『工業大辞書』8巻(1909 - 1913)
  • 『経済大辞書』9巻(1910 - 1916)

しかし、多額の出版費用に耐えきれず、同文舘は1912年に経営破綻に陥り、刊行は「大日本百科辞書刊行会」に引き継がれた[5]

このうち『法律大辞書』は全6巻総ページ数3600頁にのぼり、鳩山秀夫穂積重遠美濃部達吉三浦周行佐々木惣一東京帝大京都帝大などの法学者のほか、行政官や司法官も執筆に参加した[6]

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脚注

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