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名探偵コナン ゼロの日常
日本の漫画、『名探偵コナン』のスピンオフ作品 ウィキペディアから
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『名探偵コナン ゼロの日常』(めいたんていコナン ゼロのティータイム)は、青山剛昌(原作)、新井隆広(作画)による日本の漫画作品。略称は「ゼロティー」[3]。
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概要
『週刊少年サンデー』(小学館)にて2018年第24号から連載を開始[1]。2018年第33号以降は、本編休載時のみ掲載される[4]。2022年第26号にて第一部が完結[2]。第6巻までの電子書籍版を含めた累計発行部数は350万部を突破している[5]。
安室透を主人公としたスピンオフ作品で、主に安室(降谷・バーボン)の日常が描かれる[1]。青山本人が新井と共に打ち合わせし、新井のネームや下書きの修正などを青山が行い新井が清書という形になっている。第2巻からは青山がエピソードプロットも提供している。新井のプロットも存在するがそれも青山が監修している。連載週になると、公式Twitterに『Next Zero's Teatime』として下書き修正画が予告として投稿されるほか、巻末には青山が修正した一部箇所などが全話収録されている。
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登場人物
要約
視点
声の項はテレビアニメ版の声優。
主要人物
- 安室 透(あむろ とおる)
- 声 - 古谷徹[7]、伊瀬茉莉也(少年時代)
- 主人公。
- 連載にあたって新井は事前に「ムキムキからちょっと痩せ気味」まで、約5パターンの体型の安室透を描き下ろして担当編集経由で青山剛昌に送り、作画の方向性について確認を仰いでいる。その中から青山は「細マッチョ体型」の安室透のデザインを採択した[8]。
- 榎本 梓(えのもと あずさ)
- 声 - 榎本充希子[9]
- 栗山 緑(くりやま みどり)
- 声 - 百々麻子[9]
- 妃英理の秘書。ポアロの常連客で梓とは洋服のショッピングを楽しむ仲。
- 風見 裕也(かざみ ゆうや)
- 声 - 飛田展男[9]
- 降谷の部下。
- 2016年の映画『純黒の悪夢』時点ではジンと同等の背丈を持つ大男としてデザインされていたが、『ゼロの日常』を契機に、青山剛昌による「公安が目立っちゃダメでしょ」という意見によって「安室より1センチ低い背丈」へと再設定された[10]。
- ハロ
- 声 - 潘めぐみ[9]
- 安室の飼い犬。
- 安室が一人で居るシーンを漫画で描くとどうしても独り言が増えてしまうため、安室が自分の部屋に居る時の話し相手を作るために新井が提案し、青山も承諾したことで生まれたキャラクター[8]。
喫茶ポアロの客たち
米花町の住人達
帝丹小学校
その他の登場人物
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書誌情報
反響・評価
2018年の映画『ゼロの執行人』で、安室目当てでポアロに通う女子高生達によるネット炎上を榎本梓が警戒するというシーンが描かれたが、本作に絡んで同様の出来事が現実で起きている。
きっかけは青山が「夢オチだったら面白いんじゃない[10]」とアイディアを出した事により作成された第2巻収録「鶴山のおばあちゃんの夢の回」。2018年8月5日の午前0時に新井のツイッターから更新された『ゼロの日常』次回予告に添付された予告カットに対して「安室さんと梓さんがいちゃついてるの辛い」「安室さんの恋人は国じゃないんですか?」といった声が殺到[17]。これと前後して『ゼロの日常』次回予告コーナー「Next Zero's Teatime」の発信は新井個人のツイッターアカウントpyonpyon6から『ゼロの日常』公式アカウントzerotea_file[3]に移行した。
後日青山は新井との対談で「驚いたね、あんなに波紋を呼ぶとは」とコメント[10]。ゲーム『どうぶつの森』のヘビーユーザーとしても知られる青山が同ゲームのメッセージ共有機能を使って発信した『安室の恋人は国』の一言でその日のうちに炎上がパッと収まった事を新井は挙げ、「でも反響ぶりに、安室さんファンの愛の深さを感じました[10]」と青山に返している。
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テレビアニメ
要約
視点
2021年10月4日にアニメ化されることが発表された[18]。『犯人の犯沢さん』と同様の放送と配信が行われる[19]。2022年4月5日から5月10日までTOKYO MXほかにて、15分枠のショートアニメとして全6話が放送された[9][20]。最終話の放送終了後には『犯人の犯沢さん』とのコラボイラストが公開された[21]。
本作のアニメ化にあたり「この話はやめてくれっていうエピソードはありますか」と事前確認を受けた際に青山は「1個もないですよ」と答えた事を『ゼロの日常』アニメ化記念インタビューの席で新井に報告し、「どの話がアニメ化されるのか含めて全部楽しみ」と受け答えしている[10]。
アニメ制作決定の以前からアニメ化が期待されていた作品であり、「ぜひアニメ化してほしい漫画ランキング」で第1位[22]、「アニメ化してほしいマンガランキング」でも第7位にランクインしている[23]。
スタッフ
- 原作 - 新井隆広[24]
- 原案協力 - 青山剛昌[24]
- 監督 - 小坂知[7]
- シリーズ構成・脚本 - 中村能子[7]
- キャラクターデザイン監修 - 須藤昌朋[9]
- キャラクターデザイン - 吉見京子[7]
- 総作画監督 - 吉見京子、斉藤千恵[7]
- プロップデザイン - 小川浩(TIME.1、2、5、6)、宮﨑陽子(TIME.3、4)
- 美術監督 - 加藤浩、保木いずみ[7]
- 色彩設計 - 歌川律子[7]
- 撮影監督 - 押見綾[7]
- 編集 - 藤田育代[7]
- 音響監督 - 浦上靖之、浦上慶子[7]
- 音楽 - TOMISIRO[7]
- 音楽プロデューサー - 大隅啓良
- プロデューサー - 近藤秀峰、佐藤エミ、中田博也、寺島清晃
- アニメーションプロデューサー - 藤堂真孝
- アニメーション制作 - TMS/第1スタジオ[9]
- 制作 - 小学館集英社プロダクション、トムス・エンタテインメント
- 製作 - 「名探偵コナン ゼロの日常」製作委員会
主題歌
各話リスト
放送局
Blu-ray
2023年12月28日発売。[28]
当初の発売予定日は2023年12月20日であったが「制作上の都合」により延期された。[29]
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出典
外部リンク
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