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国際手配
国際的な制度 ウィキペディアから
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国際手配(こくさいてはい)または国際指名手配とは、国際刑事警察機構(以下ICPO)が加盟国(190か国[1])の各政府を通じて被疑者、行方不明者等を捜索するための制度である[2]。
制度における伝達方法としては国際手配書(9種別[注釈 1])及びディフュージョンの2種類がある[2]。
一般的には、ある国で発生した事件の被疑者や、外国にいるが行方不明である者を捜索するために行う。しかし、被疑者が外国で逮捕されてもそれぞれの国の間で犯罪人引渡し条約を締結しているかの有無に関わらず、容疑者の身柄は事件を起こした国に送還され、逮捕される[要出典]。
国際手配されていない場合は、犯罪人引渡し条約によって、身柄を送還するか、滞在国で不法入国等の犯罪を犯し、その国の政府によって被疑者の国籍の国に強制送還されるか[注釈 2]などして、事件を起こした国に身柄を送還される。しかし、それらができない場合は被疑者が滞在する国の政府に代理処罰を申請することになる。
また、国際手配中の容疑者は公訴時効は停止となる。
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歴史
1946年にフランスのパリ郊外サン=クルーで赤、青、緑、黄、黒、紫の6つの手配書の作成が決定され、2004年にはオレンジが追加される[4]。2005年にはテロ対策強化のための国際連合安全保障理事会決議1617を受けてICPO国際連合特別手配書が作成された[5]。
手配方法
国際手配書
国際手配書には以下の8種別および、これらに準じた盗難美術品手配書がある[2][注釈 1]。
ディフュージョン
ディフュージョン (Diffusion) は国際協力要請又は国際警告のこと[7]。この要請と警告は、国家中央事務局又は国際機関の間でICPO通信網を用いて国家中央事務局へ直接送付されると共に、事務総局のデータベースへ情報登録がなされる[7]。
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被疑者が国際逮捕手配されている主な事件
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日本
日本以外
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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