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坂ノ市町

日本の大分県北海部郡にあった町 ウィキペディアから

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坂ノ市町(さかのいちまち)は、かつて大分県北海部郡にあった

概要 さかのいちまち 坂ノ市町, 廃止日 ...

1963年3月10日に、旧大分市をはじめとする2市3町1村で新設合併し、新たに大分市となった。現在の坂ノ市地区にあたり、旧坂ノ市町役場のあった場所には、現在、大分市役所の坂ノ市支所が置かれている。

歴史

古代には海部郡佐加郷、丹生郷および佐尉郷の一部であった。なお、当時の佐加郷は現在の佐賀関等を含む広い地域であったと考えられている。佐加郷は中世には佐賀郷となった。

明治期、現在の坂ノ市地区を表す地域名としては「坂之市」が使用されており、「坂ノ市」という表記は、市村のであった[1]。明治末期に佐賀村、市村の合併によって佐賀市村が誕生したが、この時期に設置された駅の名前が「坂ノ市駅」となったことから、「坂之市」に代わり「坂ノ市」が地域名としての役割も担うようになり、町名へ採用されるに至ったと考えられる。

行政区域の変遷

さらに見る 代, 氏名 ...
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交通

鉄道

バス

産業

窯業

  • :大分県内生産高の57%[18]坂ノ市瓦[19](神崎瓦・豊後瓦とも)の名が残る。
  • 土管:大分県内生産高の83%[18]
  • 坩堝

農業

  • 稲作:録音時期は不明だが、坂ノ市町有志による田植唄が音源資料として国立国会図書館に所蔵されている[20]
  • 縮緬高菜:「縮緬高菜の発見生産地」として1916年発行の農業雑誌に掲載されている[4]

名勝・旧跡

  • 坂ノ市(日吉原)海水浴場[21]

官公庁

企業

  • 坂ノ市銀行(1922年1月9日に「坂ノ市貯金銀行」[24]から改称[25]、1926年7月24日解散[26]
  • 北部銀行(1924年破産)[22][27]
「北部銀行対大分温泉 有体動産仮差押異議事件」(大審院判決大正11年7月22日民集1巻8号413頁[28])は、発行前の株式に対する仮差押が可能か(未発行株式の効力と所属)についての大日本帝国憲法下での判例として、論文等に引用されている[29][30]
  • 豊州製綿[22][31]
  • 荻本商店[22]
  • 豊予樽材[22]
  • 大分県農産[32]
  • 大分銀行坂ノ市支店(1921年8月1日に「坂之市支店」から改称[33]
  • 大分貯金銀行坂ノ市出張所[33]
  • 佐賀関銀行坂ノ市支店[34]
  • 挟間貯蓄銀行坂ノ市支店[22](1931年2月21日解散[35]

教育

宗教施設

  • 日吉神社 - 1875年(明治8年)木田神社へ改称[36]。1932年(昭和7年)2月10日に社格郷社から県社へ昇格[36]し日吉神社へ改称。
  • 延命寺[37] - 旧佐賀村
  • 光國寺[38] - 旧小佐井村
  • 専行寺[38] - 旧市村
  • 法然寺[39] - 旧佐賀村
  • 妙蓮寺[38] - 旧小佐井村
  • 流芳寺[38] - 旧佐賀村

人物

参考文献

  • 日本自治協会編『市町村治績録』1929年[22]
  • 日本書房編『日本地名大辞典 第4巻』1938年[18]
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月

関連項目

脚注

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