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報恩寺 (台東区)

東京都台東区にある寺院 ウィキペディアから

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報恩寺(ほうおんじ)は、東京都台東区東上野にある真宗大谷派寺院[2]。「坂東報恩寺」と通称される。山号は「高龍山」、院号は「謝徳院」と号する[2]開基親鸞の門弟の性信。性信と報恩寺は二十四輩の第一番である[2][3]

概要 報恩寺, 所在地 ...

寺歴

元は下総国横曾根[注釈 1]にあった真言宗の荒れ寺「大楽寺」を性信が念仏道場として再興したのが創まりである。

慶長5年に兵火によって焼失し、寺基を江戸に移す。はじめは外桜田に移し、寛永20年(1643年)に八丁堀へ移転する。明暦3年(1657年)1月18日明暦の大火により、浅草本願寺東門内の広沢新田に移転する。文化3年(1806年)3月4日文化の大火により、浅草本願寺とともに焼失する。文化7年(1810年)、上野に寺基を定め現在に至る[4]

横曾根の跡地は文化3年(1806年)に本堂が再建され、はじめは「聞光寺」と号し、後に坂東報恩寺支坊になり「下総報恩寺」と通称される[4]

坂東本

「坂東本」とは、坂東報恩寺が伝持してきた『顕浄土真実教行証文類』の通称。坂東本が現存する唯一の真蹟本であり、国宝の指定を受けている[注釈 2]。「坂東本」は真宗大谷派に寄贈され、京都国立博物館に預託されている。「坂東本」という通称は坂東報恩寺が所蔵してきたことにちなむ[5]

交通アクセス

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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