トップQs
タイムライン
チャット
視点

大学よいとこ

1936年の映画。小津安二郎監督 ウィキペディアから

大学よいとこ
Remove ads

大学よいとこ』(だいがくよいとこ)は、1936年(昭和11年)公開の、小津安二郎監督による日本映画。脚本のみ現存でプリントはない。

概要 大学よいとこ, 監督 ...

概要

以前の学生喜劇には部分的にしかなかった、シリアスタッチが全編にみなぎっている青春ドラマである。題名からしてアイロニーに満ちているが、2人の主人公も「若き日」のように冗談をとばすこともなく陰気な雰囲気に包まれている。

あらすじ

下宿屋で、様々な学生が寝転がって一生懸命勉強している時に、卒業生は職を探している。藤木と天野は軍事教練でひどい目にあい、体を壊した野球部の青木は一日中部屋で横になり、先輩の西田はぶらぶらして他人に金をたかっている。そして天野は退学して故郷に戻ることになり、藤木は妻のへそくりを失敬して送別会を開く。翌日、学生たちはいつもの生活に戻り、藤木は軍事教練で行進する。

スタッフ

  • 監督:小津安二郎
  • 脚本:荒田正男
  • 原案:ゼームス槇(小津)
  • 撮影:茂原英雄

キャスト

作品データ

参考文献

  • ムック『小津安二郎を読む』 フィルムアート社〈ブック・シネマテーク〉、1982年

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads