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大山健二

1904-1970, 俳優。 ウィキペディアから

大山健二
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大山 健二(おおやま けんじ、1904年2月8日 - 1970年)は、日本の俳優である[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11]。本名は大山 健治(おおやま けんじ)[2]1920年代から1930年代にかけての松竹蒲田撮影所松竹大船撮影所の映画において、大柄な体格にお人よしの学生がハマリ役であり、その姿は「松竹の青春娯楽映画の好ましい彩り」と評された[1]

概要 おおやま けんじ 大山 健二, 本名 ...
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人物・来歴

1904年明治37年)2月8日福島県田村郡三春町に生まれる[1][3][7]。姉の孫にあたる人物に高崎俊夫がいる[12]

旧制小学校を卒業後、両親とともに日本統治時代の朝鮮京城府(現在の大韓民国ソウル特別市)に移り[2]旧制・京城薬学専門学校(現在のソウル大学校薬科大学)を卒業し、病院に勤務した[1][2][3]。同校卒業後、東京に移り[2]、1925年(大正14年)、東京の松竹蒲田撮影所が「俳優募集」をしていることを知り、これに応募して、同撮影所の研究所に入る[1][2][3]。同研究所卒業後、同社に入社、翌1926年(大正15年)3月12日に公開された大久保忠素監督のサイレント映画愛の力は雪でも溶す』に出演して、映画界にデビューした[1][2][4][5]。1932年(昭和7年)1月9日、若水絹子澤蘭子江川宇礼雄飯塚敏子富士龍子とともに準幹部に昇格[13]、同年1月29日に公開された成瀬巳喜男監督の『女は袂を御用心』で主演した[4]。1936年(昭和11年)1月15日、同撮影所は、全機能を神奈川県鎌倉郡大船町(現在の同県鎌倉市大船)に新設された松竹大船撮影所(現存せず)に移転、それにともなって、大山も異動した[1][4][5]

第二次世界大戦末期の1944年(昭和19年)には松竹を退社して、フリーランスとなる[1]。同年3月23日に公開されたマキノ正博監督の『不沈艦撃沈』が所属時の映画出演の最後であり[4][5][7][11]、同年9月に「松竹大船連」として、京都座の時局笑篇『プロペラ一家』に岡村文子とともに舞台実演したのが、記録に残る所属時の最後の仕事である[14]

戦後まもなくから東宝新東宝中心に出演する[1][4][5]。1957年(昭和32年)に大映東京撮影所に入社、脇役として多くの映画に出演した[1][4][5]。1959年(昭和34年)には、フジテレビジョンが製作・全国ネット放映した単発テレビ映画シリーズ『東芝土曜劇場』に出演しているが、その後、テレビ映画への出演は少なく、ほかには同社のテレビ室(現在の大映テレビ)が製作した連続テレビ映画『ザ・ガードマン 東京警備指令』(1965年)、『土曜日の虎』(1966年)にそれぞれゲスト出演したのみである[10]。1969年(昭和44年)4月19日に公開された臼坂礼次郎監督による『ある見習看護婦の記録 赤い制服』が、記録に残る最後の出演作となった[4][5][7][11]

1970年(昭和45年)に死去したという[12]。満66歳没。

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フィルモグラフィ

要約
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生さぬ仲』(1932年)出演時、満28歳。岡譲二の下宿の隣人役、右から大山富士龍子
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夜ごとの夢』(1933年)出演時、満29歳。小倉繁とともに女給の栗島すみ子のなじみの船員役。
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入婿合戦』(1936年)出演時、満32歳。左から大山高杉早苗小林十九二
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居候は高鼾』(1939年)出演時、満35歳、それでも学生役。左から大山近衛敏明高峰三枝子夏川大二郎日守新一

すべてクレジットは「出演」である[4][5]。公開日の右側には役名[4][5]、および東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)、マツダ映画社所蔵等の上映用プリントの現存状況についても記す[11][15]。同センター等に所蔵されていないものは、とくに1940年代以前の作品についてはほぼ現存しないフィルムである。資料によってタイトルの異なるものは併記した。

松竹蒲田撮影所

特筆以外すべて製作は「松竹蒲田撮影所」、すべて配給は「松竹キネマ」、特筆以外すべてサイレント映画である[4][5]

  • 愛の力は雪でも溶す : 監督大久保忠素、1926年3月12日公開
  • 恋の闖入者 : 監督蔦見丈夫、1926年8月25日公開
  • 活動狂 : 監督斎藤寅次郎、1928年2月3日公開
  • 若人の夢 : 監督小津安二郎、1928年4月29日公開 - 洋服屋古川
  • 引越し夫婦 : 監督小津安二郎、1928年9月28日公開 - 集金人服部
  • 肉体美 : 監督小津安二郎、1928年12月1日公開 - 学生遠山
  • 孝行やり直し : 監督斎藤寅次郎、1928年12月26日公開
  • 大当り円満 : 監督大久保忠素、1929年1月27日公開
  • 円タク坊ちゃん : 監督大久保忠素、1929年3月2日公開
  • 色気たっぷり : 監督斎藤寅次郎、1929年4月6日公開 - 日比文雄
  • 浮草娘旅風俗 : 監督清水宏、1929年5月31日公開 - 青年・芳造
  • 岡辰押切帳 : 監督斎藤寅次郎、1929年6月28日公開
  • 壱〇〇、〇〇〇、〇〇〇円』(『モダン怪談 100,000,000円』[11] : 監督斎藤寅次郎、1929年7月19日公開 - 荒熊、16分尺の短縮版が現存(NFC所蔵[11]
  • 陽気な唄 : 監督清水宏、1929年8月1日公開 - 船監督
  • 自慢の倅 : 監督清水宏、1929年8月8日公開 - 村山小太郎
  • 大学は出たけれど : 監督小津安二郎、1929年9月6日公開 - 友人杉村、13分尺の断片のみが現存(NFC所蔵[11]
  • 女難歓迎腕比べ : 監督斎藤寅次郎、1929年9月20日公開 - 旅の空気枕屋
  • 恋慕小唄 : 監督清水宏、1929年11月8日公開 - 軽便鉄道乗務員・花田
  • 美人暴力団 : 監督斎藤寅次郎、1930年1月10日公開
  • 独身者御用心 : 監督五所平之助、1930年2月1日公開
  • 花嫁選手 : 監督佐々木恒次郎、1930年2月8日公開 - 主演
  • 続・愛して頂戴 : 監督西尾佳雄、1930年4月3日公開
  • 若者よなぜ泣くか : 監督牛原虚彦、1930年11月15日公開 - コーチャー、193分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 餓鬼大将 : 監督清水宏、1931年1月15日公開 - 昭二の相棒学生・山田
  • 夫よなぜ泣くか : 監督野村員彦(野村浩将)、1931年3月6日公開
  • そりゃ実感よ : 監督清水宏、1931年4月10日公開 - アパートの支配人
  • 涙の愛嬌者 : 監督野村浩将、1931年7月31日公開 - 魚屋の主人、41分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • ○○自慢 : 監督松井稔、1931年8月15日公開
  • 淑女倶楽部 : 監督佐々木恒次郎、1931年11月28日公開
  • 深夜の溜息 : 監督斎藤寅次郎、1931年12月18日公開 - 主演
  • 女は袂を御用心 : 監督成瀬巳喜男、1932年1月29日公開 - 田部(主演
  • 豚の花ざかり : 監督石川和雄、1932年2月27日公開
  • 熊の八ツ切り事件 : 監督斎藤寅次郎、1932年5月13日公開 - 主演
  • 陽気なお嬢さん : 監督重宗務サウンド版、1932年6月3日公開 - 執事山崎
  • 海の王者 : 監督清水宏、サウンド版、1932年6月17日公開 - 太郎
  • 戦争と与太者 : 監督野村浩将、サウンド版、1932年6月24日公開
  • チョコレートガール : 監督成瀬巳喜男、1932年8月26日公開 - 大学生・岡本
  • 可愛い後家さん : 監督斎藤寅次郎、1932年9月22日公開
  • 青春の夢いまいづこ : 監督小津安二郎、1932年10月13日公開 - 哲夫の友熊田、114分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 学生街の花形 : 監督清水宏、1932年11月10日公開 - 柔道部主将
  • 忠臣蔵 前篇 赤穂京の巻 : 監督衣笠貞之助、製作松竹下加茂撮影所トーキー、1932年12月1日公開 - 大高源吾、139分尺の前後篇『大忠臣蔵』の題で現存(NFC所蔵[11]
  • 忠臣蔵 後篇 江戸の巻 : 監督衣笠貞之助、製作松竹下加茂撮影所、トーキー、1932年12月1日公開 - 大高源吾、同上[11]
  • 男性征服 : 監督佐々木恒次郎、1932年12月11日公開
  • 生さぬ仲 : 監督成瀬巳喜男、1932年12月16日公開 - 下宿人、94分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 花嫁の寝言 : 監督五所平之助、トーキー、1933年1月14日公開 - 落第生大久保、57分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 涙の渡り鳥 : 監督野村芳亭、サウンド版、1933年2月15日公開
  • 応援団長の恋 : 監督野村浩将、トーキー、1933年3月1日公開 - 副團長 藤田、78分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 泣き濡れた春の女よ : 監督清水宏、トーキー、1933年5月11日公開 - ぐず安、96分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 彼女と金魂 : 監督斎藤寅次郎、1933年6月8日公開
  • 夜ごとの夢 : 監督成瀬巳喜男、1933年6月8日公開 - 船員、64分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 天竜下れば』(『天龍下れば』[11] : 監督野村芳亭、サウンド版、1933年7月6日公開 - 大学生野々村剛、71分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 男やもめの厳さん : 監督斎藤寅次郎、1933年7月27日公開 - 主演
  • さすらいの乙女 : 監督野村芳亭、サウンド版、1933年8月10日公開
  • 東京音頭 : 監督野村芳亭、サウンド版、1933年9月29日公開 - 大山太雄、87分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 嬉しい頃 : 監督野村浩将、トーキー、1933年10月19日公開 - 社員大村、83分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 理想の良人 : 監督重宗務、1933年10月26日公開
  • 大学の若旦那 : 監督清水宏、サウンド版、1933年11月1日公開 - 柔道部主将堀部、85分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 愛撫』(ラムール) : 監督五所平之助、1933年11月9日公開 - 英夫の学友、113分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 東洋の母 : 監督清水宏、トーキー、1934年2月1日公開 - 学生・大山
  • 凱歌の蔭に : 監督佐々木恒次郎、1934年4月10日公開
  • 大学の若旦那・太平楽 : 監督清水宏、サウンド版、1934年8月30日公開 - 番頭・忠一
  • 与太者と花嫁 : 監督野村浩将、サウンド版、1934年10月6日公開 - 剣道選手、93分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 山は夕焼 : 監督佐々木恒次郎、サウンド版、1934年10月11日公開
  • その夜の女 : 監督島津保次郎、1934年10月17日公開
  • 私の兄さん : 監督島津保次郎、1934年12月13日公開 - 運転手 上林、69分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 恋愛修学旅行 : 監督清水宏、サウンド版、1934年12月22日公開
  • 大学の若旦那・日本晴れ : 監督清水宏、トーキー、1934年12月31日公開 - 応援団長
  • 箱入娘 : 監督小津安二郎、サウンド版、1935年1月20日公開 - 若旦那
  • 母の恋文 : 監督野村浩将、トーキー、1935年4月18日公開 - 社員斎藤、106分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 若旦那 春爛漫 : 監督清水宏、トーキー、1935年5月16日公開 - 学生
  • 輝け少年日本 : 監督佐々木恒次郎・佐々木康、トーキー、1935年5月24日公開 - 大工善さん
  • 彼と彼女と少年達 : 監督清水宏、サウンド版、1935年5月30日公開 - ドン公の父
  • 春琴抄 お琴と佐助 : 監督島津保次郎、トーキー、1935年6月15日公開 - 若旦那B、100分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 大学の赤ん坊 : 監督深田修造、サウンド版、1935年9月5日公開 - 主演
  • 吹けよ恋風 : 監督五所平之助、トーキー、1935年9月12日公開
  • あこがれ : 監督五所平之助、サウンド版、1935年10月1日公開 - 運ちゃん留さん、「スタヂオF」版のみが10分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 永久の愛 前篇 : 監督池田義信、サウンド版、1935年10月15日公開 - 夫 嘉助
  • 永久の愛 後篇 : 監督池田義信、サウンド版、1935年10月15日公開 - 夫 嘉助
  • 人生のお荷物 : 監督五所平之助、トーキー、1935年12月10日公開 - 夫 小見山哲雄、66分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 若旦那 百万石 : 監督清水宏、トーキー、1936年1月30日公開 - 茶園の若旦那・玄太郎
  • 感情山脈 : 監督清水宏、トーキー、1936年2月15日公開 - 永藤
  • 大学よいとこ : 監督小津安二郎、サウンド版、1936年3月19日公開 - 河原

松竹大船撮影所

すべて製作は「松竹大船撮影所」、特筆以外すべて配給は「松竹キネマ」のち「松竹」、特筆以外すべてトーキーである[4][5]

  • 家族会議 : 監督島津保次郎、1936年4月3日公開 - 取引員、71分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 愛の法則 : 監督清水宏・佐々木康、1936年4月29日公開 - 西田
  • 朧夜の女 : 監督五所平之助、1936年5月14日公開 - 学生、111分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 自由の天地 : 監督清水宏、1936年6月25日公開
  • 入婿合戦 : 監督野村浩将、1936年7月15日公開
  • 大当り八百屋先生 : 監督中村敏郎、製作松竹下加茂撮影所、1936年8月7日公開
  • 人妻椿 前篇 : 監督野村浩将、1936年10月4日公開 - 映画社撮影所長、80分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 新道 前篇朱実の巻 : 監督五所平之助、1936年11月30日公開 - 青野飛行士、64分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 青春満艦飾 : 監督清水宏、1936年12月10日公開 - 大山
  • 花嫁かるた : 監督島津保次郎、1937年1月7日公開 - 専務
  • 花籠の歌 : 監督五所平之助、1937年1月14日公開 - やあさん、69分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 恋愛無敵艦隊 : 監督清水宏、1937年1月21日公開
  • その夜の秘密 : 監督宗本英男、1937年2月25日公開
  • 淑女は何を忘れたか : 監督小津安二郎、1937年3月3日公開 - 大学の先生、71分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 女医絹代先生 : 監督野村浩将、1937年4月29日公開 - 小山
  • 奥様に知らすべからず : 監督渋谷実、1937年5月20日公開 - 拳闘クラブのボス、61分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 神秘な男 : 監督佐々木康、1937年6月17日公開 - 土田運轉手(準主演)、59分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 恋も忘れて : 監督清水宏、1937年7月1日公開 - 客
  • 男の償ひ 前篇』(『二部作 男の償ひ』[11] : 監督野村浩将、1937年8月13日公開 - 堤大作、73分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 男の償ひ 後篇 : 監督野村浩将、1937年8月24日公開 - 堤大作、67分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 花形選手 : 監督清水宏、1937年10月9日公開 - 隊長、64分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 吼えろ銀ちゃん : 監督斎藤寅次郎、1937年10月28日公開
  • 母の勝利 : 監督斎藤寅次郎、1937年11月25日公開
  • 歌へ歓呼の春 : 監督野村浩将、1937年12月30日公開 - 山田
  • 君にささぐ花束 : 監督深田修造、1938年2月3日公開 - 所長
  • 彼女は何を覚えたか : 監督野村浩将、1938年7月14日公開
  • 愛染かつら 前篇 : 監督野村浩将、1938年9月15日公開 - 木村医学士、『新篇總輯篇 愛染かつら』として89分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 愛染かつら 後篇 : 監督野村浩将、1938年9月15日公開 - 木村医学士、同上[11]
  • 家庭日記 : 監督清水宏、1938年9月29日公開 - 久保
  • 居候は高鼾 : 監督清水宏、1939年1月14日公開 - 一郎
  • 続愛染かつら : 監督野村浩将、1939年5月5日公開 - 木村医学士
  • 花のある雑草 : 監督清水宏、1939年6月15日公開 - 伊藤先生
  • 五人の兄妹 : 監督吉村公三郎、1939年7月20日公開 - 工場長、93分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 良人の価値 : 監督大庭秀雄、1939年7月27日公開
  • 純情二重奏 前篇』 : 監督佐々木康、1939年8月31日公開 - 河田の秘書、『純情二重奏』の題で総集編が72分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 『純情二重奏 後篇』 : 監督佐々木康、1939年8月31日公開 - 河田の秘書、同上[11]
  • 新しき家族 : 監督渋谷実、1939年9月7日公開 - 利喜蔵
  •  : 監督渋谷実、1939年10月24日公開 - 丸山、27分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 愛染かつら 完結篇 : 監督野村浩将、1939年11月16日公開 - 木村医学士
  • 素裸の家 : 監督柏原勝、1940年2月22日公開
  • おんなの暦 : 監督柏原勝、1940年6月20日公開
  • くろがねの力 : 監督佐々木啓祐、1940年8月29日公開 - 學生前川、42分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 冬木博士の家族 : 監督大庭秀雄、1940年10月31日公開 - 丹野、70分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 西住戦車長伝』(『西住戰車長傳』[11] : 監督吉村公三郎、1940年11月29日公開 - 森田軍医中尉、126分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 寝顔 : 監督瑞穂春海、1941年1月7日公開
  • みかへりの塔 : 監督清水宏、1941年1月30日公開 - 鈴木先生、111分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 東京から来た武士 : 監督井上金太郎、製作松竹下加茂撮影所、1941年2月25日公開
  • 花は偽らず : 監督大庭秀雄、1941年4月17日公開 - 大野木、69分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 団栗と椎の実』(『團栗と椎の實』) : 監督清水宏、1941年5月29日公開 - お父さん、27分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 風薫る庭 : 監督大庭秀雄、1942年1月21日公開
  • 父ありき : 監督小津安二郎、配給映画配給社、1942年4月1日公開 - 卒業生、72分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 間諜未だ死せず : 監督吉村公三郎、1942年4月23日公開 - 役名不明、117分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 男の意気 : 監督中村登、配給映画配給社、1942年7月9日公開 - 社長、78分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 兄妹会議 : 監督清水宏、配給映画配給社、1942年7月16日公開 - おかめ床主人
  • サヨンの鐘 : 監督清水宏、製作松竹下加茂撮影所・台湾総督府満洲映画協会、配給映画配給社、1943年7月1日公開 - 村井部長
  • 不沈艦撃沈 : 監督マキノ正博、配給映画配給社、1944年3月23日公開 - 役名不明、96分尺で現存(NFC所蔵[11]

フリーランス

下記の通りである[4][5][7]

  • 愛の宣言 : 監督渡辺邦男製作・配給東宝、1946年12月31日公開 - 外務員池田
  • 二連銃の鬼 : 監督佐々木啓祐、製作松竹大船撮影所、配給松竹、1947年7月8日公開 - 秀
  • シミキンの拳闘王 : 監督佐々木啓祐、製作松竹大船撮影所、配給松竹、1948年12月30日公開 - 藤川
  • 桃の花の咲く下で : 監督清水宏、製作・配給新東宝、1951年3月24日公開 - 役名不明、73分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • せきれいの曲 : 監督豊田四郎、製作・配給東宝、1951年7月20日公開 - 校長、99分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 真説 石川五右衛門 : 監督関川秀雄、製作東映東京撮影所、配給東映、1951年11月30日公開 - 海坊主の玄八
  • 上海帰りのリル : 監督島耕二、製作新東宝・綜芸プロダクション、配給新東宝、1952年4月4日公開 - 役名不明、81分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 女といふ城 マリの巻 : 監督阿部豊、製作・配給新東宝、1953年1月15日公開 - 役名不明、87分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 戦艦大和 : 監督阿部豊、応援監督松林宗恵、製作・配給新東宝、1953年6月15日公開 - 聯合艦隊司令部参謀
  • 都会の横顔 TOKYO PROFILE』 : 監督清水宏、製作・配給東宝、1953年7月8日公開 - 築地署の刑事[9]
  • 愛と死の谷間 : 監督五所平之助、製作・配給日活、1954年9月21日公開 - 荷役夫、117分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 社長三等兵 : 監督志村敏夫、製作・配給新東宝、1956年3月6日公開 - 角巻長次
  • 極楽第一座 アチャラカ大当り : 監督小田基義、製作連合映画、配給東宝、1956年6月22日公開 - ギャングの親分土井[9]
  • 東京の人さようなら : 監督本多猪四郎、製作・配給東宝、1956年6月28日公開 - 漁師 元村竜吉[9]
  • 体当り殺人狂時代 : 監督斎藤寅次郎、製作・配給新東宝、1957年3月3日公開 - 坂田警部

大映東京撮影所

特筆以外すべて製作は「大映東京撮影所」、すべて配給は「大映」である[4][5][7]

  • 夜の蝶 : 監督吉村公三郎、1957年7月28日公開 - 下山代議士、90分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 駐在所日記 : 監督枝川弘、1957年11月5日公開 - 警察署長
  • 地上 : 監督吉村公三郎、1957年11月22日公開 - 遠山市長
  • 暖流 : 監督増村保造、1957年12月1日公開 - 金谷内科部長、94分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里 : 監督森一生、1957年12月28日公開 - 馬車屋の主人、83分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 大都会の午前三時 : 監督西条文喜、1958年1月22日公開 - 早川剛造
  • 春高樓の花の宴 : 監督衣笠貞之助、1958年1月29日公開 - 間宮新助、111分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 手錠 : 監督阿部毅、1958年2月12日公開 - 捜査一課長
  • 土俵物語 : 監督村山三男、1958年3月5日公開 - 大岩
  • 氷壁 : 監督増村保造、1958年3月18日公開 - 時松専務、96分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 愛河 : 監督田中重雄、1958年4月22日公開 - 専務
  • 巨人と玩具 : 監督増村保造、1958年6月22日公開 - 北、95分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 赤線の灯は消えず : 監督田中重雄、1958年7月13日公開 - 三津の客
  • 不敵な男 : 監督増村保造、1958年9月7日公開 - 立花警部、85分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 一粒の麦 : 監督吉村公三郎、1958年9月14日公開 - 役名不明、112分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 母の旅路 : 監督清水宏、1958年9月21日公開 - 松木、92分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 白鷺 : 監督衣笠貞之助、1958年11月29日公開 - 役名不明、97分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 母のおもかげ : 監督清水宏、1959年3月4日公開 - 吉沢専務、89分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 夜の闘魚 : 監督田中重雄、1959年4月21日公開
  • 東芝土曜劇場』第8回『ちゃんこ横綱』 : 監督不明、フジテレビジョンテレビ映画、1959年4月25日放映
  • 一刀斎は背番号6 : 監督木村恵吾、1959年5月1日公開 - 藤松
  • 氾濫 : 監督増村保造、1959年5月13日公開 - 諸口、98分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • いつか来た道 : 監督島耕二、1959年5月27日公開 - 音楽学校長、98分尺で現存(NFC所蔵[11]
  •  : 監督市川崑、1959年6月23日公開 - 句会の男、107分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 電話は夕方に鳴る : 監督吉村公三郎、1959年7月8日公開 - 天文台長
  • 『東芝土曜劇場』第19回『太鼓』 : 監督不明、フジテレビジョン、テレビ映画、1959年7月11日放映
  • 花の大障碍 : 監督島耕二、1959年7月19日公開 - 扇谷
  • 美貌に罪あり : 監督増村保造、1959年8月12日公開 - 公団理事、87分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 貴族の階段 : 監督吉村公三郎、1959年10月18日公開 - 政憲党幹事長
  • 総会屋錦城 勝負師とその娘 : 監督島耕二、1959年11月10日公開 - 重役B
  • 闇を横切れ : 監督増村保造、1959年12月1日公開 - 片山、102分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 嫌い嫌い嫌い : 監督枝川弘、1960年2月24日公開 - 角田社長
  • 女は抵抗する : 監督弓削太郎、1960年3月8日公開 - 由紀子の父
  • 勝利と敗北 : 監督井上梅次、1960年4月27日公開 - 真島、116分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 偽大学生 : 監督増村保造、1960年10月8日公開 - 裁判長、94分尺で現存(NFC所蔵[11]
  •  : 監督島耕二、1960年10月8日公開 - 君立産業社長
  • 犯行現場 : 監督阿部毅、1960年11月9日公開 - 神崎
  • 銀座っ子物語 : 監督井上梅次、1961年1月3日公開 - 秋山四郎、94分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 女は夜化粧する : 監督井上梅次、1961年1月14日公開 - 客篠原
  • 恋にいのちを : 監督増村保造、1961年1月27日公開 - 加納義次、92分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 薔薇と竜 : 監督瑞穂春海、1961年2月1日公開 - 今村
  • 好色一代男 : 監督増村保造、1961年3月21日公開 - 夢山、92分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 東京おにぎり娘 : 監督田中重雄、1961年5月24日公開 - 紳士
  • 女は二度生れる : 監督川島雄三、1961年7月28日公開 - 部長、99分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 幼馴染みというだけさ : 監督弓削太郎、1961年9月10日公開 - 加山雄助
  • 色の道教えます 夢三夜 : 監督加戸敏、製作大映京都撮影所、1961年10月11日公開 - 土屋相模守
  • 妻は告白する : 監督増村保造、1961年10月29日公開 - 内海裁判長、91分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • うるさい妹たち : 監督増村保造、1961年12月17日公開 - 梅津、95分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ : 監督枝川弘、1962年5月12日公開 - ひろみの父
  • やっちゃ場の女 : 監督木村恵吾、1962年6月17日公開 - 黒田
  • 黒の試走車』(くろのテストカー) : 監督増村保造、1962年7月1日公開 - 望月邦彦、92分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • その夜は忘れない : 監督吉村公三郎、1962年9月30日公開 - ホテルの客、95分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 瘋癲老人日記 : 監督木村恵吾、1962年10月20日公開 - 井上
  • 秦・始皇帝 : 監督田中重雄、1962年11月1日公開 - 斎の国王
  • 風神雷神 : 監督村山三男、1962年12月1日公開 - 狭山社長
  • 黒の報告書 : 監督増村保造、1963年1月13日公開 - 江崎裁判長、92分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 背広の忍者 : 監督弓削太郎、1963年2月19日公開 - 雪村
  • 夜の配当 : 監督田中重雄、1963年4月21日公開 - 小石原重役
  • 赤い水 : 監督山本薩夫、1963年5月3日公開 - 富農
  • 黒の死球 : 監督瑞穂春海、1963年6月8日公開 - 西尾
  • ぐれん隊純情派 : 監督増村保造、1963年7月27日公開 - 大田
  • 温泉女中 : 監督瑞穂春海、1963年7月27日公開 - 重役
  • 末は博士か大臣か : 監督島耕二、1963年9月21日公開 - 殿村校長
  • 巨人 大隈重信 : 監督三隅研次、1963年11月2日公開 - 高木(医官)
  • 黒の駐車場 : 監督弓削太郎、1963年11月30日公開 - 赤沢
  • 現代インチキ物語 騙し屋 : 監督増村保造、1964年1月19日公開 - 父兄A
  • 「女の小箱」より 夫が見た』(『女の小箱より 夫が見た』[11] : 監督増村保造、1964年2月15日公開 - 医者、92分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 傷だらけの山河 : 監督山本薩夫、1964年4月4日公開 - 役名不明、151分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 黒の超特急 : 監督増村保造、1964年10月31日公開 - 公団の守衛、93分尺で現存(NFC所蔵[11]
  • 土曜日の虎』第20回 最終回 : 監督加藤盟、大映テレビ室/東京放送、テレビ映画、1966年6月25日放映
  • 若親分あばれ飛車 : 監督田中重雄、1966年9月3日公開 - 市長
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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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