大木一輝

大木 一輝（おおき かずき、2001年12月1日 - ）は、日本のレーシングドライバー。愛知県名古屋市出身。愛知工業大学名電高等学校、愛知学院大学文学部グローバル英語学科卒業^[1]。

大木 一輝
基本情報
国籍	日本
生年月日	(2001-12-01) 2001年12月1日（23歳）
出身地	愛知県名古屋市
SUPER GTでの経歴
デビュー	2024年
所属	GAINER
車番	11
出走回数	6
過去参加シリーズ
2022年,2023年	フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ

来歴

2025年GT300参戦車両（GAINER TANAX Z）

幼少期よりレーシングカートを始め、全日本カート選手権等に参戦。大学在学中は自動車部に在籍する傍ら、安田裕信率いるマネジメント配下の元でスーパー耐久で四輪に転向。同年のフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップにTOM'Sから参戦する辻子依旦が本業の都合で出られないラウンドに出場し、第11戦SUGOと最終戦鈴鹿で2勝を挙げた。

2023年はTEAM IMPULより日産・Z GT4でスーパー耐久に参戦。フォーミュラ・リージョナルでは前年と同様辻子とシートをシェアする形で参戦。第4戦鈴鹿で優勝を挙げた。2024年は前年同様TEAM IMPULよりスーパー耐久に参戦を継続、同年のSUPER GTの第5戦鈴鹿にてGAINERの第3ドライバーとして登録^[2]。

2025年はGAINERからSUPER GTにフル参戦する^[3]。

略歴

年	シリーズ	チーム	レース	優勝	PP	FL	表記	ポイント	順位
2021	スーパー耐久 - ST-3	TECHNO FIRST	1
2022	フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ	TOM'S FORMULA	8	1	2	1	3	102	7位
	スーパー耐久 - ST-Z	TECHNO FIRST	5	1	1	0	1	53‡	8位‡
2023	フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ	PONOS RACING	5	1	1	0	3	61.5	7位
	スーパー耐久 - ST-Z	NANIWA DENSO TEAM IMPUL	6	0	0	0	1	59.5‡	7位‡
	GTワールドチャレンジ・アジア - GT4	COMET RACING	2	0	0	0	0	0	NC
2024	スーパー耐久 - ST-Z	NANIWA DENSO TEAM IMPUL	7	0	0	0	3	71.5‡	7位‡
	SUPER GT - GT300	GAINER	1	0	0	0	0	0	NC
2025	SUPER GT - GT300	GAINER	6	0	0	0	0	26*	19位*
	スーパー耐久 - ST-Z	NANIWA DENSO TEAM IMPUL

• ‡ チーム順位

戦績

• 2018年 - 全日本カート選手権・FS-125部門東地域（シリーズ2位）
• 2019年 - 全日本カート選手権・OK部門（シリーズ27位）
• 2020年 - 全日本カート選手権・OK部門（シリーズ15位）
• 2021年 - スーパー耐久・ST-3クラス＜Rd.6＞（TECHNO FIRST #35 TECHNO FIRST RC350）
• 2022年
  • フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ（TOM'S FORMULA #45 PONOS Racing／童夢・F111/3）（シリーズ7位・2勝）
  • スーパー耐久・ST-Zクラス（TECHNO FIRST #34 テクノ・SUN'S・モノコレ・G55／GINETTA G55 GT4）（シリーズ8位・1勝）
• 2023年
  • フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ（PONOS Racing #45 PONOS Racing）（シリーズ7位・1勝）
  • スーパー耐久・ST-Zクラス（ナニワ電装TEAM IMPUL #20 ナニワ電装TEAM IMPUL Z／NISSAN Z GT4）（シリーズ7位）
• 2024年
  • SUPER GT・GT300クラス＜Rd.5＞（GAINER #11 GAINER TANAX Z／RZ34 VR38DETT）
  • スーパー耐久・ST-Zクラス（TEAM IMPUL #20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z／Z NISMO GT4）（シリーズ7位）
• 2025年
  • SUPER GT・GT300クラス（GAINER #11 GAINER TANAX Z／RZ34 VR38DETT）
  • スーパー耐久・ST-Zクラス（TEAM IMPUL #20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z／Z NISMO GT4）

フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ

年	チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	順位	ポイント
2022年	TOM'S FORMULA	FSW 1	FSW 2	FSW 3	OKA 1	OKA 2	OKA 3	TRM 1 4	TRM 2 2	TRM 3 4	SUG 1 8	SUG 2 1	SUG 3 7	FSW 1	FSW 2	FSW 3	SUZ 1 Ret	SUZ 2 1	7位	102
2023年	PONOS Racing	FSW 1	FSW 2	FSW 3	SUZ 1 1	SUZ 2 4	OKA 1	OKA 2	OKA 3	MOT 1	MOT 2	MOT 3	FSW 1	FSW 2	SUZ 1 5	SUZ 2 2	SUZ 3 3		7位	61.5

SUPER GT

年	チーム	使用車両	クラス	1	2	3	4	5	6	7	8	9	順位	ポイント
2024年	GAINER	日産・フェアレディZ GT300 GT	GT300	OKA	FSW	SUZ	FSW	SUZ DNR	SUG	AUT	MOT		NC	0
2025年			GT300	OKA 11	FSW 14	SEP	FSW SPR1 (12)	FSW SPR2 19	SUZ 10	SUG 5	AUT	MOT	19位*	26*

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• SPRはスプリントレース、()内順位は出走していないがポイントは獲得した。

関連項目

• 安田裕信
• ポノス
• ホシノインパル - 大学卒業後、レース活動の傍らでショールームの業務やTEAM IMPULのスタッフとしてサーキットに帯同している。
• 広中一成 - 愛知学院大学准教授。自身が所属していた自動車部顧問。