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大野博司

日本の免疫学者 ウィキペディアから

大野博司
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大野 博司(おおの ひろし、1958年昭和33年〉10月27日 - )は、日本免疫学者学位医学博士千葉大学大学院1991年)。理化学研究所生命医科学研究センター副センター長・粘膜システム研究チーム チームリーダー。 横浜市立大学大学院免疫生物学研究室客員教授。千葉大学大学院医学研究院客員教授。

概要 おおの ひろし大野 博司, 生誕 ...

東京都文京区出身。腸内細菌宿主の健康や病態に及ぼす影響に着目し、特に粘膜関連リンパ組織を覆う特殊に分化した上皮層に存在する抗原取り込み細胞である M細胞に関する研究を進めてきた、この分野での第一人者である。宿主-腸内細菌相互作用が宿主の生理・病理に及ぼす影響の分子メカニズムについて、この分野では世界をリードする研究成果を発信し続けている。

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略歴

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人物

趣味・嗜好

  • ビール愛好家である。
  • 競技種目に限らずスポーツ観戦を好む。

エピソード

  • 父親の職業の都合で幼少のころより全国行脚する(幼稚園3つ、小学校4校、中学・高校も途中で1回ずつ転校した。入学と卒業が一緒の学校は大学がはじめて)。[1]

学術賞

  • 2016年(平成28年度)
    • 安藤百福賞: 「腸内細菌が食物成分を分解して産生する代謝産物による腸管免疫系制御の分子メカニズムの解明」
    • ベルツ賞2等賞 : 「宿主-腸内細菌叢相互作用」
  • 2018年(平成30年度)
    • 文部科学大臣表彰科学技術賞:「腸内環境の統合的研究」
    • 野口英世記念医学賞:「宿主-腸内細菌相互作用の総合的理解に関する研究」
  • 2021年(令和3年度)
    • 持田記念学術賞: 「健康と病態に関わる宿主-腸内細菌相互作用の包括的理解」
  • 2022年(令和4年度)
    • 高峰記念第一三共賞: 「宿主-腸内細菌相互作用の統合的理解に関する研究」
    • 上原賞: 「宿主の生理・病理と宿主-腸内細菌叢相互作用の統合的理解」

栄典・顕彰

著作

主要論文

書籍

専門書籍
  • 大野博司・服部正平 編集 編『実験医学増刊 Vol.32 No.5 常在細菌叢が操るヒトの健康と疾患〜メタゲノムなどの革新的解析法が明らかにした消化器・代謝・神経・小児疾患との関わりとプレ・プロバイオティクス,細菌移植などの治療応用』羊土社〈32-05 実験医学 増刊〉、2014年3月15日。ISBN-10 4758103372、ISBN-13 978-4758103374。
  • 大野博司 編集 編『実験医学増刊 Vol.37 No.2 腸内細菌叢 健康と疾患を制御するエコシステム』羊土社、2019年1月21日。OCLC 437307425ISBN-10 4758103763、ISBN-13 978-4758103763。
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出演

  • NHKスペシャルNHK総合
    • 「人体 ミクロの大冒険 第3回あなたを守る!細胞が老いと戦う」(2014年4月6日)

脚注

関連項目

外部リンク

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