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天之冬衣神

日本神話の神。 ウィキペディアから

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天之冬衣神(アメノフユキヌ)は、日本神話

概要 天之冬衣神, 十七世神 第五代 ...

概要

『古事記』において須佐之男命の5世孫とされ、『日本書紀』に5世孫は天之葺根神とされているが、同神かどうかは不明。『粟鹿大明神元記』には須佐乃乎命の4世孫の天布由伎奴と記述されている。十七世神(とおまりななよのかみ)の一柱である国津神

重蔵神社の社伝には、出雲よりはるばる能登まで来臨し、同地を平定したとされる[1]

なお天之葺根神は神剣を天津神に献上している。また、日御碕神社宮司家の小野氏は天之葺根神の子孫とする。

考証

名義は「天上界の、冬の着物」とされ、また「冬衣」は「増ゆ衣」で衣類の豊饒を讚美するとも考えられる[2]

また名称は元来「由布衣神」(木綿の衣の神格化)だったものが、直前の布怒豆怒神布帝耳神(衣類に関係する神か)に引かれて顚倒し、さらにあとに続く刺国大神刺国若比売大国主神と「国」を神名に含む神々との対応を意識して「天之」が付け加えられた結果、「天之冬衣神」の名になったのではないかという説もある[3]

「冬」の文字は記紀の神話全体で季節の名としては現れず、この神の名として現れるのみである。

系譜

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須佐之男命から大国主神までの系図(『古事記』による)。青は男神、赤は女神

淤美豆奴神布怒豆怒神の娘の布帝耳神を娶って産んだ神で、刺国大神の娘の刺国若比売を娶って大国主大神を産んでいる。

祀る神社

天之冬衣神

天之葺根神

出典

関連項目

外部リンク

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