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奈良市北部会館
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奈良市北部会館(ならしほくぶかいかん)は、2004年(平成16年)7月20日に平城・相楽ニュータウン内に開館した、奈良市民が文化活動、教養の向上及び健康の保持を図るためのコミュニティーセンター。奈良市の複合施設はならまちセンター、西部会館に続いて3か所目で、平城ニュータウンでは初めて[1][2][3]。事業費は約23億5700万円[1][3][4][5]。なお、計画段階では平城ニュータウン地区センターと仮称されていた。
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沿革
- 1999年(平成11年) - 住宅・都市整備公団が所有する駐車場用地について、奈良市が住宅・都市整備公団と売買契約を締結。
- 2001年(平成13年) - 実施設計のために奈良市は予算7480万円を計上[6]。
- 2002年(平成14年) - 一般競争入札の結果、奈良市は浅川・山上・大倭・中村・三和・尾田・万葉特定建設工事共同企業体と17億5875万円で請負契約を締結[7]。
- 2002年(平成14年)12月16日 - 着工[4]。
- 2004年(平成16年)3月31日 - 奈良市北部会館条例施行規則が公布される[8]。
- 2004年(平成16年)5月24日 - 竣工[4]。
- 2004年(平成16年)7月20日 - 開館[4]。奈良市役所北部出張所の業務開始[9]。閉館した奈良市史跡文化センターで使われていたスタインウェイのグランドピアノが修理されて市民文化ホールに運ばれ、国際音楽交流協会のクラシック演奏と右京保育園園児の歌で開館を祝う[3]。
- 2004年(平成16年)7月21日 - 北老春の家の無料開放室(談話ホール、娯楽室、音響ビデオルーム、和室)の利用開始[5][9]。
- 2004年(平成16年)8月1日 - 北老春の家の浴場と有料貸室(大集会室、会議室)、市民文化ホールの使用開始[5][9]。
- 2004年(平成16年)9月1日 - 奈良市立北部図書館の利用開始[5][9]。
- 2005年(平成17年)9月30日 - 奈良市北部会館条例施行規則の一部を改正する規則が公布される[10]。
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テナント
- 奈良市役所北部出張所
- 北福祉センター
- 市民文化ホール
- 奈良市立北部図書館
- 奈良市立図書館では中央図書館、西部図書館に次いで3ヶ所目で、3つの図書館をオンラインで結ぶことでお互いの図書館の蔵書確認や予約を可能にしている[11]。当初55,000冊の蔵書を予定していたが、予算等の問題から新刊の小説や趣味の本など成人用20,000冊、移動図書用10,000冊で開館[2][11][12]。2005年度末までに47,600冊までに増やすも、奈良市北部地域以外からも多くの来館があり、本が不足する事態となった[12]。
- なお、開館にあたって約30,000冊の蔵書と約500枚のCDにはバーコードだけでなく、13.56MHz帯のICタグを貼付[13][14]。さらに、ICタグを利用し、IC R/Wで一括個体識別と持出し許可フラグの電子タグへの書込みが瞬時にできる自動貸出機2台と、最大21,000冊の本から出庫指示のあった本を自動でコンテナに入れて運ぶことのできる自動書庫「オートライブ」が設置された[13][14][15]。
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参照元
関連項目
外部リンク
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