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如法寺 (大洲市)
臨済宗妙心寺派の寺院 ウィキペディアから
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如法寺(にょほうじ)は、愛媛県大洲市にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は冨士山。本尊は釈迦如来。
概要
この寺は、1669年(寛文9年)大洲藩主加藤泰興の開基、盤珪永琢の開山により創建され、以後大洲藩主の菩提寺となった。江戸時代には多くの末寺を有していた。
播磨の龍門寺・江戸の光林寺と並ぶ盤珪の三大道場の一つである[1]。
1992年(平成4年)に仏殿が国の重要文化財に指定されたが、その間屋根の傷みが激しく、屋根瓦は崩壊寸前のままだったが、2010年(平成22年)11月から国の補助活用のため修理工事を行い、2014年12月に完成した[2][3]。
2016年(平成28年)に大洲市発行が「大洲黎明の禅寺 如法寺」を出版した[4]。
2018年、奈良国立博物館によれば、所蔵されている毘沙門天立像が8世紀第3四半期頃に造られた木心乾漆造であったことが判明し、現在同館に寄託されている[5][6]。
伽藍[7]
行事[12]
- 1月7日 - 大般若祈祷会
- 8月8日 - 盂蘭盆会(うらぼんえ、施餓鬼会)
- 9月3日 - 開山忌
- 12月16日 - 月窓忌
- 12月31日 - 除夜会
文化財
重要文化財
- 仏殿 - 入母屋造本瓦葺きの禅宗様仏堂。寛文10年(1670年)の建立。堂内左右の壁際には単(畳敷きの坐禅用の場)と函櫃(かんき、物入れ)があり、禅堂と仏堂を兼ね備えた建物である(平成4年8月10日指定)[13]。
愛媛県指定有形文化財
愛媛県指定天然記念物
- 如法寺の椿(昭和52年4月15日指定)[15]
参考文献
- 「新指定の文化財」『月刊文化財』345号、第一法規、1992
脚注
外部リンク
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