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季節を抱きしめて

1998年のコンピュータゲーム ウィキペディアから

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季節を抱きしめて』(きせつをだきしめて、英題:In the season of the cherry blossoms[6])は、1998年7月23日ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたPlayStationアドベンチャーゲーム

概要 季節を抱きしめて, ゲーム:季節を抱きしめて ...
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やるドラ』シリーズの第2作目。企画・原作・アニメーション制作はProduction I.G

ゲーム中の季節は「」。象徴する花は「サクラ」。ストーリーは恋愛要素が強い。

キッシー嵐山によると「デモ画面や作品全体に漂う雰囲気は原田知世主演の時をかける少女を連想したんです。」との事[7]

仮題は『フォーシーズンズメモリー 春 〜サクラサク〜』であった[8]

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ストーリー

季節は春。山間の地方都市に住み、一年間の浪人生活の後大学に入学した主人公は、大学構内の通称「悲恋桜」の下で倒れている、記憶喪失の女の子を見つける。以前思いを寄せていた女性に瓜二つであったその女の子に惹かれた主人公は、彼女の記憶を取り戻す手伝いをしようとする。

登場人物

主人公
- なし
名前設定不可。あまり冴えない大学一年生。事情があり少し暗い性格[9]。叔父が編集長を務めるフリーペーパーのタウン誌で、星占いのページを執筆するアルバイトをしている。
麻由に惹かれていくが、トモコとの板ばさみに苦しむことになる。
麻由(まゆ)
声 - 今井由香
本作のヒロイン。悲恋桜と呼ばれる大きな桜の木の下に倒れていた少女で、外見は女子高生。なにかのショックで若干記憶が混乱しており、自分の名前、どこから来たのかなどを忘れてしまっている。名前がないのは困るので、偶然にも「麻由」と名乗っている。身元に関する唯一の手がかりは、麻由の着ている制服。
主人公がかつて思いを伝えられずに交通事故で他界した少女「桜井麻由」に瓜二つ。記憶喪失と思えないほど、明るくて天真爛漫[9]
「桜の精編」でのみ、主人公の同級生・桜井麻由と同一人物であることをストーリー終盤で告げる。桜の樹の呪縛を解き、妹を救うよう主人公に依頼する。
桜井 麻由(さくらい まゆ)
声 - 今井由香
故人。主人公の高校時代の同級生で、主人公の片思いの相手。
高校3年生の冬、主人公が告白しようと呼び出した帰り道に交通事故で死亡し、主人公の心に深い傷を残す。高校卒業後は東京の大学へ進学する予定であった。
国立 トモコ(くにたち トモコ)
声 - 三石琴乃
主人公とは予備校からの付き合いで、大学の同級生。予備校時代には、いつも他界した桜井麻由のことを考えてふさぎ込んでいた主人公を励ましたのをきっかけに、主人公に対して好意を抱くようになった。スタイル抜群で、さっぱりとした性格で、言い寄ってくる男性も数知れないが、本人は一途であり主人公のみを想い続けている。主人公を彼氏と認めており、積極的にデートに誘ったりもしている[9]。麻由が死んだ事で失意のどん底に居た主人公を立ち直らせたが、はっきりしない主人公にどっちつかずの関係を保たれている。麻由に惹かれる主人公に苛立つ。
綺麗なお姉さん
声 - 島津冴子
主人公の下宿の下の階に住んでいるセクシーな女性。秘密の過去を持っているらしい。本名は明かされていない。
「お姉さん編」にて特定のルートをたどると、過去に付き合っていた彼を交通事故で亡くしたことを明かす。
編集長
声 - 有本欽隆
主人公の叔父で、タウン誌の編集長。だらしのない性格で、酒好き。龍の刺繍が入り、その周りを天使が飛んでいるデザインの悪趣味な財布を持っている。本人曰く「ハイソな芸術観が分からんのか」とのこと。また、写真集ではたくましい裸体を披露している。
桜井 麻美(さくらい まみ)[注 2]
声 - 今井由香
桜井麻由の2歳年下の妹。「桜の精編」にのみ登場。
姉の同級生であった主人公に想いを寄せていた。姉の死後、家族と共に海外に引っ越していたが、主人公の大学へ受験の下見に来た際に、交通事故により意識不明となる。
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エンディング

本作には全27種類のエンディングが存在する[11]

Good End

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Normal End

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Bad End

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主題歌

エンディングテーマ「季節を抱きしめて」
歌:大藤史 / 作詞:大藤史・沢村淳子 / 作曲:大藤史 / 編曲:Thousand sketcheS

移植版

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PlayStation Portable版

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スタッフ

反響

さらに見る No., 販売順位 ...

PS版の初動(発売週の売上)は約9万本に達し、週間ランキングで3位となった(「アスキー」発表:89,981本)[21]。また、PS版の年間販売本数は191,898本であり、1998年の年間売り上げの69位にランクインした[4]

週刊ファミ通』のクロスレビューでは、32点と採点され、32点から34点のソフトが対象となる「ゴールド殿堂」入りとなった[28]

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関連商品

書籍

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CD

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その他の商品

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脚注

参考文献

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外部リンク

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