宇田川瞬矢
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宇田川 瞬矢(うだがわ しゅんや、2003年7月29日 - )は、埼玉県川越市出身の陸上競技選手。専門は障害物競走・長距離走。東京農業大学第三高校卒業、現在は青山学院大学総合文化政策学部・総合文化政策学科に在学中。
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経歴
高校時代まで
川越市立名細中学校を卒業後、東京農業大学第三高校に進学。進学後は陸上競技部に入部し、高校1年生時に関東地区高校駅伝において26分1秒12で36位という成績を収めた。さらに翌年には埼玉県高校駅伝において、25分13秒で3位に入るなど、成績を向上させる。しかし、高校3年生となった翌年は、埼玉県高校総体陸上(インターハイ埼玉県予選)で1500mで1位に輝き、その後の関東高校陸上競技会北関東ブロックでも同じ種目で1位を獲得する。迎えたインターハイでは予選2組でのちに早稲田大学の主力となる山口智規(学法石川高校)や間瀬田純平(鳥栖工業高校)に先着し、1着で予選を通過した。決勝では11位となったが、佐藤圭汰(洛南高校)が400mを57秒、800mを1分56秒、1000mを2分27秒とハイペースで飛ばしていくなか、佐藤にただひとり食らいつく活躍を見せた。また、のちに青山学院大学の後輩となる鈴木千翔(伊賀白鳳高校)も決勝を走り、15位となっている。5000mでも好成績を残しており、これらの活躍を見せ、全国にその名を轟かせた。
大学時代
青山学院大学入学後は陸上競技部に入部し、大学1年生時に日本体育大学長距離競技会において5000mタイム14分10秒15を記録し3位になる。1500mでも5位、関東インカレでは1位、全日本インカレで5位と1年時から好成績を収める。一方、世田谷246ハーフマラソンでは54位に終わるなど苦しい結果になる大会もあった。大学2年生時には、日本学生陸上競技個人選手権の1500mとMARCH対抗戦の10000mで1位を獲得した。世田谷246ハーフマラソンでは順位を大きく上げて8位と、確かな成長を見せた[1]。2024年の第100回箱根駅伝では最終10区で区間2位の成績を残し、2年ぶりの総合優勝に貢献した[2]。
2024年10月14日の第36回出雲駅伝では4区を担当し、1位で襷を受ける。しかし、駒澤大・伊藤蒼唯に追い抜かれトップを明け渡した。青学大は5区で國學院大にも抜かれ、1分差の3位に終わった[3]。
2025年の第101回箱根駅伝では1区を担当。宇田川自身は区間10位にとどまったが、チームは2区以降巻き返し総合2連覇を飾った[4]。
戦歴・記録
大学三大駅伝
脚注
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