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安堂維子里

日本の漫画家 ウィキペディアから

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安堂 維子里(あんどう いこり)は、日本漫画家。女性[1]山口県出身[2]

概要 あんどう いこり安堂 維子里, 職業 ...

来歴

デビュー

1998年に別名義でデビューし、2007年に現名義で再デビューする[2]。デビュー作のタイトルは『あわゆき』[2]。2007年、第1回龍神賞で銅龍賞を受賞[2]

投稿中の安堂は無職であった[2]。漫画家としてデビューしていなければ、郵便局のアルバイトに応募することを考えていたという[2]。何年も話をまともに描けない状態の安堂は、デビューは無理だと考えていた。しかし「どうしても出版社に出してみたかった」ため投稿し、制作の再開から1年くらい経ったころ、デビューしたのだという[2]。当時は月に10ページぐらいが限界だった安堂は、デビューが決まり「大丈夫かな…。」と考えていた[2]。デビュー作が雑誌に掲載された時に、自分の絵を汚いと感じた安堂であったが、デビューのころにはデッサンに1年半くらい通っていたという[2]。「漫画家になれる唯一の方法は漫画を描くこと」だと安堂は語っている[2]

連載開始

2011年、『FEEL YOUNG』(祥伝社)11月号より女性誌初となる連載『Silent Blue』を開始させる[3]

2013年7月、同誌にて『みちゆき』の短期集中連載を開始[4]。同年8月、『週刊漫画TIMES』(芳文社)9月6日号より『水の箱庭』の連載を開始[5]

2016年、『月刊COMICリュウ』7月号より『バタフライ・ストレージ』の連載を開始[6]

2018年、『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)11月号より『特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室』の連載を開始[7]

2019年、くも膜下出血を発症するが、回復する[8]

2020年、『ヤングキングアワーズ』11月号より『GOAT HEAD』の連載を開始[9]( - 2022年[10])。

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作風

SFやファンタジーのジャンルを、詩情豊かに描いている[2]

人物

夫がいる[8]。友人の漫画家につばな西村ツチカがいる[11]

目標としていた漫画家に鶴田謙二五十嵐大介藤原薫上山徹郎okamaを挙げている[2]

作品リスト

連載

  • Silent Blue(『FEEL YOUNG』2011年11月号[3] - 2012年5月号[12]、全1巻) - 女性誌初連載[3]
  • みちゆき(『FEEL YOUNG』2013年4月号[4] - 2013年11月号[13]、全1巻) - 短期集中連載[4]、単行本のタイトルは『雪女幻想 みちゆき篇』[14]
    • 雪女幻想 分水嶺(『FEEL YOUNG』2014年2月号[14]) - 『雪女幻想 みちゆき篇』の短編[14]、それも収録された完結編『雪女幻想 うたかた篇』が電子書籍限定配信
  • 水の箱庭(『週刊漫画TIMES』2013年9月6日号[5] - 2014年12月26日号、全2巻)
  • バタフライ・ストレージ(『月刊COMICリュウ』2016年7月号[6] - 2018年8月号(休刊号[15])、全4巻[16]) - 第1部完[16]
  • 特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室(『ヤングキングアワーズ』2018年11月号[7] - 2020年7月号[17]、全2巻)
  • GOAT HEAD(『ヤングキングアワーズ』2020年11月号[9] - 2022年7月号[10]、全3巻)
  • 破門(原作:黒川博行、『COMIC Hu』2024年4月19日[18] - 連載中、既刊1巻)
  • 家に黒猫がいます(『ねこぱんち』ネコのあくびと夜の月号[19] - )

読み切り

  • 季・節・水(『月刊COMICリュウ』2008年1月号)
  • 海のお天気(『月刊COMICリュウ』2008年4月号)
  • メルトイズム(『月刊COMICリュウ』2008年6月号)
  • なんて哀しい星(『月刊COMICリュウ』2008年8月号)
  • おぼん(『月刊COMICリュウ』2008年9月号)
  • Fusion(『月刊COMICリュウ』2009年1月号)
  • ぎゅう(『月刊COMICリュウ』2009年6月号)
  • 私たちはまだ途中(『月刊COMICリュウ』2009年10月号)
  • 塩害の季節(『月刊COMICリュウ』2009年12月号)
  • FAIRIUM(『月刊COMICリュウ』2010年4月号)
  • 小惑星探査機はやぶさ帰還記念読本 帰還篇(『月刊COMICリュウ』2010年10月号別冊付録[20]) - 単行本収録タイトルは『はやぶさ帰還篇〜地球へ〜』
  • Install of Fairy(『月刊COMICリュウ』2010年12月号)
  • タイトル不明(『ITAN』3号[21]、2010年) - 「女性誌初挑戦」作品[2]
  • The Fairy's Clock(『月刊COMICリュウ』2011年3月号)
  • 魚は空の夢を見る(『ガールズジャンプ』第2号[1]、2012年)
  • 星の温度(『FEEL YOUNG』2012年7月号[22]
  • サニー&レイニー(『FEEL YOUNG』2012年8月号[23]
  • リモート警察(『ヤングキングアワーズ』2022年11月号[24]
  • 悼(『週刊漫画TIMES』2023年2月17日号[25]
  • もりのくまさん(『ヤングキングアワーズ』2023年10月号)
  • ひとりひと惑星(『ヤングキングアワーズ』2024年2月号)
  • 推せない(『ヤングキングアワーズ』2024年7月号)

作品集

  • 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集(2010年3月13日発売、徳間書店)
    • 「おぼん」「私たちはまだ途中」「Fusion」「なんて哀しい星」「塩害の季節」「海のお天気」「ぎゅう」「メルトイズム」「季・節・水」収録(収録順)。
  • 妖精消失(2011年4月1日初版発行(3月12日発売)、徳間書店)
    • 「Install of Fairy」「FAIRIUM」「The Fairy's Clock」「はやぶさ帰還篇〜地球へ〜」収録(収録順)。

その他

  • 私の本棚(『FEEL YOUNG』2011年5月号[26]) - 本棚を紹介するコーナーに寄稿[26]
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脚注

外部リンク

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