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安本酒造

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安本酒造
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安本酒造(やすもとしゅぞう)は、福井県福井市東郷地区にある蔵元1853年嘉永6年)創業[1]

概要 種類, 本社所在地 ...

概要

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安本酒造登録有形文化財銘板
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安本酒造の4合瓶4種(2017年11月)

1853年(嘉永6年)創業。現当主は46代目(2017年現在)。戦国時代には両替商、農業、林業を営んでいた。現在まで酒造業[2]

安本家は平安時代から続く旧家で、同地にある地蔵院を988年(永延2年)一条天皇の訓令で槇山の山頂から現在の場所へ遷座する際、安本安兵衛が尽力したと伝えられる。しかし1893年(明治26年)の大火ですべての古文書が焼失しており詳細は不明である[3]

明治時代の当主は安本安五郎。安本安五郎が当主の時、銘柄「国府司」は、福井県酒造組合主催の品評会、北陸三県酒醤油品評会等に出品し褒章受賞。明治時代の当主安本安五郎は、村会議員、区長等を歴任し、地域への功労があった[4]

建造物

1889年(明治22年)建築の店舗兼主屋をはじめ、米蔵、土蔵、仕込蔵など明治中期から昭和戦前期にかけて建築された10棟が、国の登録有形文化財に登録されている[5]。間口45メートル、広さ1800平米の敷地に、住宅、蔵などの建物が立ち並び、造酒屋の屋敷構えを現在に伝える[6]。「かつての建物がここまでまとまって残っているのは県内随一」とされる[7]

主力商品

銘柄は約20種類あり、大野産の酒米奥越五百万石を原料とし、白山水系の伏流水で仕込んでいる。[8]

「白岳仙 純米 ひだまり」は、2014年世界最大級のワイン品評会インターナショナル・ワイン・チャレンジで日本酒部門純米酒銅メダルを受賞した[9]

以下の銘柄はホームページ参照(2017年11月18日確認)

  • 白岳仙
    • しぼりたて吟醸生生
    • 吟生
    • ひやおろし原酒
    • 袋しぼり本醸造
    • 純米吟醸奥越五百万石
    • 純米吟醸山田錦十六号
    • 純米吟醸備前 雄町
    • 純米吟醸山田錦四十
    • 大吟醸無濾過直詰
    • 大吟醸 仙
    • にごりはっぽう

脚注

参考文献

外部リンク

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