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宝蔵寺 (宇都宮市)

栃木県宇都宮市にある寺院 ウィキペディアから

宝蔵寺 (宇都宮市)
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宝蔵寺(ほうぞうじ)は、栃木県宇都宮市大通り四丁目にある天台宗寺院。山号は光明山。本尊は阿弥陀如来普賢菩薩。開基(創立者)は円仁(慈覚大師)と伝える。

概要 宝蔵寺, 所在地 ...

歴史

寺伝によれば、857年天安元年)に円仁によって創建されたとされ、円仁が唐から持ち帰った白檀の木が樹齢約1千年以上で枯れた1844年天保15年)に作られたと言われる慈覚大師坐像を有する。境内には明治時代初期の戦火で廃寺となった粉河寺(旧・小川島町、現在の栃木県庁付近に所在)出土の石棺なども置かれる。現在の本堂は2004年平成16年)10月30日に竣工したもの。

境内

文化財

  • 梵鐘およりの鐘
    宇都宮氏が建立したとされる梵鐘。
  • 木造阿弥陀如来坐像
    定朝様の定印阿弥陀仏。制作時期は不詳。内部に明応3年(1494年)の銘あり。1977年昭和52年)3月8日、宇都宮市指定有形文化財(彫刻)
  • 木造普賢菩薩坐像
    技巧的な特徴から南北朝時代の作で、釈迦如来の脇侍として制作されたものと推定されている。内部に文和3年(1354年)の銘あり。江戸時代寛政年間(1789年 - 1801年)に宇都宮の高田仏師によって改修されたといわれる。1975年昭和50年)3月25日、宇都宮市指定有形文化財(彫刻)
  • 光明山摂取院宝蔵寺不動堂(観音堂)
    1788年天明8年)の創建といわれる。中世以来の建築様式を踏襲し、意匠的に優れた価値を有するとされる。2003年平成15年)3月27日、宇都宮市認定建造物(建造物)
  • 阿弥陀三尊来迎図
  • 慈覚大師坐像
    1844年天保15年)、円仁が唐から持ち帰った樹齢一千年以上の白檀の木が枯れた折に、その材で造立された十数体の慈覚大師坐像のうちの一つとされる。

アクセス

バス

徒歩

  • JR宇都宮駅西口から徒歩5分

関連項目

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