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富士の里昇
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富士の里 昇(ふじのさと のぼる、1959年10月23日 - )は、北海道瀬棚郡今金町出身で九重部屋に所属した元大相撲力士。本名は瀧 文彦(たき ふみひこ)。187cm、125kg。最高位は東十両13枚目。得意技は左四つ、寄り、上手投げ。
経歴
高校へ進学してから身長が180cmに達したので目立ち始め、その評判を聞いた九重親方(第41代横綱・千代の山)から素質を見込まれて熱心に勧誘されたので高校を中途退学して九重部屋へ入門した[1]。 1975年11月場所に16歳で初土俵。幕下までは順調に出世したが、幕下で壁に当たり、負傷や病気も多かったのと相まって出世が遅れた。しかし、1983年11月場所の幕下優勝を足がかりにして、1984年5月場所に新十両(九重部屋から井筒部屋が分家・並立していた時期に九重部屋に入門した唯一の関取となった)。1986年3月場所に26歳で引退。 脇の甘さが出る部分もあったが、差し身の良さと巻き替えの巧さを活かし、左四つで少しずつ攻めていく取り口であり、上手投げも強かった。しかし、立ち合いに厳しさが足りず、十両では結果を残せなかった。
新十両の1984年5月場所の初日、高見山と対戦し突き倒しで敗れた。この場所の高見山は2勝13敗と大きく負け越し、幕下陥落が濃厚となり引退したが、2勝目は幕下の翠世山(春日山部屋)から挙げたため、高見山にとって関取から最後の白星を挙げた相手ということになる[2]。
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主な成績
- 通算成績:230勝192敗20休 勝率.545
- 十両成績:4勝11敗 勝率.267
- 現役在位:63場所
- 十両在位:1場所
- 各段優勝
- 幕下優勝:2回(1981年1月場所、1983年11月場所)
場所別成績
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改名歴
- 瀧(たき)1975年11月場所 - 1978年3月場所
- 富士の里 昇(ふじのさと のぼる)1978年5月場所 - 1986年3月場所
参考文献
- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709
出典
関連項目
外部リンク
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