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山本理顕
日本の建築家 (1945-) ウィキペディアから
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山本 理顕(やまもと りけん、本名は"みちあき"、1945年(昭和20年)4月15日 - )は、日本の建築家。工学院大学教授、横浜国立大学大学院教授を経て、2011年より日本大学大学院特任教授。2018年より2022年まで名古屋造形大学学長。2022年より東京芸術大学客員教授。公益社団法人日本建築家協会(JIA)登録建築家。
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来歴
中国北京生まれ、神奈川県横浜市育ち[1]。1964年、関東学院中学校高等学校卒業[2]。1968年、日本大学理工学部建築学科卒業[3](小林文次研究室[4])。1971年、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了[3]。その後、東京大学生産技術研究所原広司研究室に研究生として在籍する[5]。
1973年、山本理顕設計工場を設立[3]。2002年-2006年、工学院大学教授。2007年-2010年、横浜国立大学大学院Y-GSA教授・初代校長[6]。2011年-2013年、横浜国立大学大学院客員教授、日本大学大学院特任教授。2018年-2021年、名古屋造形大学学長[3]。2022年、東京芸術大学客員教授。2024年から神奈川大学客員教授[3]。
セントラル硝子国際建築設計競技、トウキョウ建築コレクションなどの審査員を歴任した。
主な受賞歴
多数受賞作品を持つ。
- 1987年 - 第39回日本建築学会賞(雑居ビルの上の住居)
- 2001年 - 日本芸術院賞
- 2002年 - 第54回日本建築学会賞(公立はこだて未来大学)
- 2024年 - プリツカー賞[1]
主な作品
要約
視点
建築されなかった主な作品
- 邑楽町庁舎
- 2002年5月に邑楽町の新庁舎建設の設計コンペで最優秀案を受賞したが、住民の反対や町長の交代等により解約された。またこれについて、国家賠償を請求したが、2009年6月に和解が成立した。
- 小田原市仮称城下町ホール
- 2005年10月に小田原市の仮称城下町ホールの設計コンペで選出されたが、住民の反対や市長の交代等により解約された。
- 天草市本庁舎
- 2013年9月に天草市の本庁舎建設のプロポーサルで最優秀賞を受賞したが、市長の交代等により解約された。
山本は、邑楽町や小田原市の事例について、韓国や中国等と比べ、日本は非常な後進国であると批評している[8]。
ギャラリー
- 広島市西消防署
- 広島市西消防署
- 広島市西消防署
- 熊本県営保田窪第一団地 中庭側
- 熊本県営保田窪第一団地 階段側
著書
- 『細胞都市 (INAX album (12))』 INAX出版、1993年、ISBN 4872750306
- 『住居論 (住まい学大系)』 住まいの図書館出版局、1993年、ISBN 4795208549
- 『ドラゴン・リリーさんの家の調査 (くうねるところにすむところ―子どもたちに伝えたい家の本シリーズ21)』 インデックスコミュニケーションズ、2006年、ISBN 4757304129
- 『建築の可能性 山本理顕的想像力』王国社 2006年、ISBN 4860730313
- 『RIKEN YAMAMOTO 山本理顕の建築』TOTO出版 2012年、ISBN 4887063156
- 『地域社会圏主義』 LIXIL出版、2013年、ISBN 4864803048
- 『権力の空間/空間の権力 個人と国家の〈あいだ〉を設計せよ』 講談社選書メチエ、2015年、ISBN 978-4-06-258600-9
- 『THE SPACE OF POWER, THEPOWER OF SPACE 権力の空間/空間の権力 英語版』 トゥーヴァージンズ、2024年、ISBN 978-4-86791-002-3
- 『新編 住居論 (住まい学エッセンス)』 平凡社、2024年、ISBN 978-4-582-54366-7
- 『山本理顕 コミュニティーと建築』 平凡社、2025年、ISBN 978-4-582-54482-4
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山本事務所出身の建築家
脚注
外部リンク
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