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山田二郎 (アナウンサー)
日本のアナウンサー ウィキペディアから
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山田 二郎(やまだ じろう、1936年5月7日 - )は、日本のアナウンサー。
来歴・人物
要約
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東京府東京市浅草区駒形町(後の東京都台東区)出身[1]。浪曲師の広沢虎造(2代目)の次男[2][3]。趣味はゴルフ。早稲田大学第一文学部 卒業[4]。
1959年、NHKにアナウンサーとして入局[5]。元々は落語家を志望しており、大学卒業後に弟子入りする師匠が決まっていたが、当時 所属していた放送研究会の仲間と試しに受けたNHKの試験に合格。師匠からも安定した職に就くことを勧められたため、アナウンサーの道へ進んだ[3]。
NHK佐賀放送局で勤務の後[6]、1960年3月、ラジオ東京(後の東京放送 → 東京放送ホールディングス → TBSホールディングス、以下TBS)に中途[6]経験者[7]採用により移籍。報道局運動部兼ニュース部(1963年11月)、報道局運動部兼アナウンサー研修室付(1967年11月)、ラジオ本部アナウンス室兼テレビ本部報道部運動部(1970年7月)、アナウンス室(1979年6月)、報道総局アナウンス部兼ラジオ総局情報制作局ラジオワイド部(1989年1月)に在籍。[6]
主にプロ野球、大相撲、ボウリング、国際プロレス、アイスホッケー等のスポーツ中継実況[6]、歌謡番組[6]、芸能番組[7]を担当。1964年 東京オリンピック[注釈 1]と1972年 札幌オリンピック[6]閉会式の実況を担当。
バドミントンの試合の実況中継も、日本で最初に行っており、まったく試合を見たことも無く、ルールもわからない状態で行った先で監督に情報を教えてもらい、あとはアドリブで行ったという。
1976年10月11日、後楽園球場での巨人vs阪神 第23回戦の8回裏、巨人の王貞治選手(当時)がベーブ・ルースの記録を抜くホームラン通算715号 本塁打を放ったが、この試合のTBSラジオの中継放送を担当。715号の瞬間を実況した。
『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の戦闘シーンを再編集して格闘技番組風にアレンジした『ウルトラファイト』の実況ナレーションを担当[3][注釈 2]。何の脚本も助言も無く、怪獣と主な技のメモだけをもらい、まず一回映像を見たら2回目ですぐに本番を収録。1回の収録で10~20本は映像に音声を入れたという。[要出典]
1978年、小林旭主演の映画『多羅尾伴内』では日本シリーズの実況アナウンサーを演じた。
映画監督の実相寺昭雄は小中学校の同級生である[3]。高校では進路が分かれ、大学も同じであったものの学部が異なる(途中までは同じ文学部。実相寺は途中で第二文学部に転籍。当時の早大文学部は1学年 1,000人を超える大所帯である)ため会うことはなかったが、TBS入社後に同社ディレクターとなっていた実相寺と再会して驚いたという[3]。
TBS在局当時はラジオ番組のパーソナリティとして、歌謡曲ワイド番組『二郎で勝負 連続ヒット90分』、土曜 朝ワイド番組『山田二郎の土曜だワッショイ!』などに出演。『山田二郎の土曜だワッショイ!』で、第9回アノンシスト賞 グランダ・プレミオを受賞[6]。TBSアナウンス スクールの講師を務めていたことがある[8]。
1991年2月、TBSを退社[7][6]。その後はフリーアナウンサーに転身して、広沢虎造(2代目)の浪曲関連のイベントなどを開催。司会を担当。現在は「虎造浪曲継承会 代表」で、広沢虎造(2代目)の「虎造節」を継承する活動[3]と年四回の定期公演を行っている。三波春夫歌唱の「任侠虎造ぶし」を作詞[9]した。
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出演番組
- TBSラジオ エキサイトナイター(TBSラジオ)
- 侍プロ野球(TBSテレビ)- TBSアナウンサー時代に出演した、TBSテレビのプロ野球中継の現行タイトル。
- 東洋チャンピオンスカウト(TBSテレビ)
- TWWAプロレス中継(国際プロレスのテレビ中継)(TBSテレビ)
- ウルトラファイト(TBSテレビ / 円谷プロダクション)実況ナレーション
- ザ・ガードマン(TBSテレビ / 大映テレビ室)第320話「ボウリング場殺人事件」アナウンサー役 - 実名で出演。
- 名調子! 浪曲十八番集(1972年、TBSラジオ)[7]
- 二郎で勝負 歌謡曲でかっとばせ!(1975年、TBSラジオ)[10]
- 山田二郎ワイドで勝負!90分(1976年、TBSラジオ)[11]
- 二郎で勝負 連続ヒット90分(1977年、TBSラジオ)[6]
- 歌謡曲対抗クイズ合戦(1977年、TBSラジオ)[6]
- 二郎の全国野球マップ 〜ハイ! 歌謡曲〜(1978年、TBSラジオ)[6]
- ベースボールジョッキー 〜二郎・栄子のハイ! 歌謡曲〜(1979年、TBSラジオ)[6]
- 山田二郎の土曜だワッショイ!(1979年、TBSラジオ) - 第9回アノンシスト賞 グランダ・プレミオ受賞。[7][6]
- ハッスル夫婦(1979年、TBSテレビ)[7][6]
- 11時にあいましょう(1979年、TBSテレビ)[7][6]
- 体力ゲームドンGAMBA!(1980年、TBSテレビ)[6]
- 11時に歌いましょう(1981年、TBSテレビ)[6]
- 演歌一番鶏(1982年、TBSラジオ)[6]
- 二郎と奈保子のハイ歌謡曲(1982年、TBSラジオ)[6]
- おはよう演歌鶏(1986年、TBSラジオ)[6]
- 夜はこれから(1988年、TBSラジオ)[6]
- マンデー・ナイトベースボール(1990年、TBSラジオ)[6]
- 八百八町表裏 化粧師(1990年、TBSテレビ)ナレーション
- アニメ浪曲紀行 清水次郎長伝(2000年、毎日放送)表題ナレーション - 広沢虎造の浪曲音源を元に、アニメ化。15分番組として構成した番組。全30話。番組は後にビデオ化され、市販。後に、CS放送のチャンネルで放送した。
- ウルトラファイトVR「親子タッグ! 激闘の荒野に花束を」(2017年、円谷プロダクション)ナレーション[12]
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音楽
シングル
- われら街野球のうた - 『二郎で勝負 連続ヒット90分』コーナー「われら街野球」主題歌。山田自身は作詞を担当。曲は聴収者からの応募。[6]
映画
関連書籍
注釈
出典
参考文献
外部リンク
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