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岡部芳彦

日本の経済学者、歴史学者 ウィキペディアから

岡部芳彦
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岡部 芳彦(おかべ よしひこ、1973年9月9日[9] - )は、日本の経済学者歴史学者である。専門はウクライナ研究[10][11]イギリス経済史[12][13]。日本におけるウクライナ研究の第一人者とされることがある[14][15][16]博士(歴史学)中部大学・2021年)[17]博士(経済学)神戸学院大学・2015年)[18]神戸学院大学経済学部教授、同大学国際交流センター所長[19]ウクライナ研究会国際ウクライナ学会日本支部)会長[20][21]、在神戸ウクライナ名誉領事[22]

概要 人物情報, 生誕 ...
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来歴

要約
視点
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2015年2月、イーホル・ハルチェンコ駐日ウクライナ大使と
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2015年11月、村山富市元内閣総理大臣と

検認遺産目録やマシュー・ボールトンについてなどイギリス経済史に関する論文・著書が多数あるが、ウクライナの政治情勢にも詳しく、同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領[23]ペトロ・ポロシェンコ大統領[24]レオニード・クチマ大統領、ヴォロディーミル・フロイスマン首相[25]ユーリヤ・ティモシェンコ首相[25]アルセニー・ヤツェニュク首相[26]オレクサンドル・トゥルチノフウクライナ最高会議(国会)議長[26]アンドレイ・パルビイ最高会議議長[27]ドミトロ・クレーバ外務大臣[28]パブロ・クリムキン外務大臣[29]ビタリ・クリチコキエフ市長[30]など政府要人[31]フィラレート (キエフ総主教)[32]など宗教指導者との会談や、ウクライナ最高会議[33][34]で講演することもあるため、日本におけるウクライナ研究の第一人者として紹介されることが多い[14][15][16]

2018年に、国際ウクライナ学会日本支部を兼ねるウクライナ研究会の第三代会長に選出された[35]。2021年9月、ウクライナ人と日本人の人的交流史研究に対しては日本で初めてとなる博士(歴史学)の学位を中部大学より授与された[36][37]博士論文ウクライナ語でもリヴィウ工科大学出版が書籍として刊行している[38][39]。近年は、ウクライナの詩集や民話の日本語への翻訳にも参画している[40]。毎年、世界で最も優れたウクライナ研究に贈られるイヴァン・フランコ国際賞の2022年選考では、6か国32作品の中から『日本ウクライナ交流史1915-1937年』が上位5作品に選ばれたことが発表された[41]

2019年、「ウクライナ国民への貢献」に対して、パルビイ最高会議議長からウクライナ最高会議章を授与された[42]。2021年には、イヴァーノ=フランキーウシク州評議会の推薦を経て、「ウクライナ文化と歴史の世界への普及に対する貢献」に対して、デニス・シュミハリ首相からウクライナ内閣名誉章を授与されている[43][44]。2021年2月には、日本人初のウクライナ国立農業科学アカデミー外国人会員に選出された[45]

2022年5月、ロシアのウクライナ侵攻に伴うロシア政府による日本への報復措置(ロシア連邦への日本政府の政策に対する報復措置に関してのロシア外務省声明)によって、ロシア連邦への入国を恒久的に禁止された[46]

2023年4月から2024年3月まで、兵庫県が設置した「創造的復興」の理念を活かしたウクライナ支援検討会の委員に就任し、座長を務める[47][48]。また、2024年6月より同県のウクライナ支援プロジェクトチームのアドバイザーを委嘱された。[49]

2023年8月1日、衆議院第一議員会館で開催された第7回ロシア後の自由な民族フォーラムでは、議長(モデレーター)を務めた[50][51]

2023年9月、二国間関係の発展への貢献等を理由に、議会の最高位の表彰であるウクライナ最高会議名誉章を授与された[52]

2024年10月、在神戸ウクライナ名誉領事館が開設され、名誉領事に任命された[53]

2025年6月6日、慈善・人道支援の提供及びウクライナの国家主権と領土保全の支持に対する多大な個人的貢献に対し、ウォロディミル・ゼレンスキーウクライナ大統領より「黄金の心」賞を授与された[54]

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親族

岡部芳郎(祖父) - [55][56][57]日本人で唯一のトーマス・エジソンの助手[58]である。

著書

  • 2023年 『Yahoo! ニュースが認めた細かすぎる公式コメントを さらに細かく深掘りしたロシア・ウクライナ戦争解説』ワニブックスPLUS新書 新書 ISBN 978-4-8470-6691-7
  • 2022年 『本当のウクライナ - 訪問35回以上、指導者たちと直接会ってわかったこと -』ワニブックスPLUS新書 ISBN 978-4-8470-6676-4
  • 2022年 『魂の叫び ゼレンスキー大統領100の言葉』宝島社 ISBN 978-4-29903-133-4
  • 2022年 『日本・ウクライナ交流史 1937年-1953年』神戸学院大学出版会 ISBN 978-4-89985-224-7
  • 2021年 『Історія японсько-українських відносин 1915–1937 рр.』(『日本・ウクライナ交流史 1915-1937年』のウクライナ語翻訳書:翻訳者ナディア・ゴラル)リヴィウ工科大学出版[59][60]
  • 2021年 『日本・ウクライナ交流史 1915-1937年』神戸学院大学出版会 ISBN 978-4899852087
  • 2018年 『ウクライナを知るための65章』(共著書)明石書店 ISBN 978-4750347325
  • 2016年 『マイダン革命はなぜ起こったか―ロシアとEUのはざまで―』ドニエプル出版 ISBN 978-4882698340
  • 2015年 『イギリス検認遺産目録研究』 晃洋書房 ISBN 978-4771025837
  • 2014年 『スポーツの経営史: その多様なアプローチを目指して』(共著書) 関西学院大学出版会 ISBN 978-4862831699
  • 2006年 『史的に探るということ!―多様な時間軸から捉える国際市場システム』(共著書) 関西学院大学出版会 ISBN 978-4907654887

訳書

公職等

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出演番組

テレビ

ネット放送

ラジオ

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脚注

外部リンク

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