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岩殿寺 (長野県筑北村)
筑北村にある寺院 ウィキペディアから
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岩殿寺(がんでんじ)は長野県東筑摩郡筑北村(旧坂北村)にある天台宗の寺院。山号は富蔵山(とくらさん)。本尊は馬頭観音。信濃三十三観音霊場15番札所。
境内に大小75社、12坊、4支院を有する大寺であったとされるが、度重なる火災により衰退した。往時を偲ばせるものとしては重要文化財の懸仏(かけぼとけ)と大日如来像、長野県宝の三所権現神像(3躯)などがわずかに残されている。
歴史
伝承によれば、嘉祥元年(848年) 円仁が仁明天皇の命で一向大乗寺として創建。岩殿山を修験道の霊場として三所権現を祀り、十一面観音、深沙大王を本尊としたという。室町時代末期 武田信玄の帰依を受け、寺紋を武田菱とした。江戸時代には服部・石川両氏の入部にあたり、寺領を悉く横領されるが、水野忠直よりの黒印30石により維持される。
文化財
重要文化財
長野県宝
- 木造男神立像 3躯 - 鎌倉時代の作。もとは岩殿山の山頂付近にある三所権現の祠に安置されていたが、保存に万全を期すため、岩殿寺内に移された。
札所
- 信濃三十三番観音札所の第15番
行事
- 3月 - 火渡り行
交通アクセス
参考文献
外部リンク
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