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市立函館恵山病院
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市立函館恵山病院(しりつはこだてえさんびょういん)は、北海道函館市に所在する公立病院。
歴史
戦後の食糧難による統制経済下にあった1948年頃、漁獲物の価格は保護されていたが、恵山ではちょうどこの時期にイカが豊漁となり活況を呈していた[3]。
しかし漁民の家庭には病人が多く、生活は楽ではなかった。恵山漁業協同組合の組合長は、組合が経営する診療施設建設を尻岸内村長に提案した。村長は議会の議決を得て、1952年7月から診療所の建設を開始した[4]。
この診療所は1953年1月5日に、内科、外科、産婦人科の構成で開業した。これが恵山診療所(えさんしんりょうじょ)である。恵山診療所は村の東部に位置しており、西部の住民は通院することができず、地元や隣接する戸井村の開業医に通う者もいた。そのため、村は西部の開業医の診療施設を借り上げた上で、1956年2月から「第一診療所」として開業し、恵山診療所は「第二診療所」に改名された。しかし村が2つの診療所を経営するのは経費面でも、施設の近代化を図る面でも問題があると考えられるようになり、2つの診療所を維持し時間はかかっても徐々に近代化していくか、1つの総合病院に統合するかが議論となった[5]。
村議会は結局、遠い地域の患者はマイクロバスで輸送すればよいとして、後者の案を採用し、総合病院を建設して統合することを決定した[6]。
総合病院は1960年12月から「第一診療所」の場所で建設が進められ、翌1961年10月に完成、同年11月から診療開始した。これが尻岸内村立国保病院(しりきしないそんりつこくほびょういん)である[7]。
沿革
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診療科
交通アクセス
- バス
- 自家用車
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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