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常圓寺 (新宿区)
東京都新宿区にある日蓮宗の寺院 ウィキペディアから
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常圓寺(じょうえんじ、常円寺)は、東京都新宿区西新宿七丁目にある日蓮宗の寺院。山号は福聚山。旧本山は平賀本土寺。奠師法縁(奠統会)。創建年代は不詳。1585年(天正13年)頃、渋谷区幡ヶ谷近辺より青梅街道沿いの現在地に移されたと伝わる。常圓寺出身の僧には高僧が多く、日蓮宗の最高学府に当たる中村壇林の能下(学長に相当)などを輩出した。1945年(昭和20年)の戦災で諸堂、寺宝の多くを失ったが、順次復興した。
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文化財
- 三宝諸尊 - 戦災を免れ本堂に安置。徳川光圀寄進と伝わる。
- 感応胎蔵の祖師像 - 11代将軍・徳川家斉の守護仏であったと伝わる。祖師堂に祀られている。
- 仏眼御書 - 日蓮真筆の書状断簡。旧伊予国西条藩主・松平家に秘蔵されていたが、2005年(平成17年)に常圓寺へ寄贈された。
- 便々館湖鯉鮒狂歌碑 - 新宿区指定史跡
- 江戸時代末期の旗本筒井政憲の墓 - 新宿区指定史跡
伽藍と関連施設
- 教学研鑚と僧風教育を目的に、常圓寺庫裏に隣接する旧信用組合ビル(常円寺第二ビル)を改修して2006年(平成18年)4月に開所された。各種研究会、定例会を行うほか、研究成果を、『日蓮仏教研究』にまとめ定期刊行している。
- 日蓮宗東京都西部宗務所
- 祖師堂ビルの4階には、東京西地域の日蓮宗の寺院、教会、結社160と僧侶約300人を管轄する「日蓮宗東京都西部宗務所(さいぶしゅうむしょ)」が置かれている[1]。
- 公道より参道を見る(2019年3月1日撮影)
- 山門(2019年3月1日撮影)
- 左側は本堂、右側は祖師堂(2019年3月1日撮影)
活動
参考文献
- 新宿歴史博物館編集『新宿文化財ガイド(改訂版)』(財)新宿区生涯学習財団 2007年
脚注
外部リンク
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