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常泉寺 (名古屋市)
名古屋市にある寺院 ウィキペディアから
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常泉寺(じょうせんじ)は、愛知県名古屋市中村区にある日蓮宗の寺院。山号は太閤山。本尊は大曼荼羅。豊臣秀吉の生誕地と伝えられている[1]。旧本山は、萱津妙勝寺。
歴史
当地は豊臣秀吉の生誕地の一つとして永らく伝わる。秀吉の死後の慶長11年(1606年)に加藤清正が圓住院日誦上人を開山に招き、豊国大明神廟堂として創建した。寺名は秀吉の誕生当時、近郷に類のない清水の溢れる井戸(現在の豊太閤産湯の井戸)があったことから定められたという。
御神体である豊臣秀吉の束帯唐冠像(長さ二尺余り)は木食興山上人の彫刻である。当初は大坂城に置かれていたものだが、清正が豊臣秀頼に願い出て譲り受け、当地に奉ったものである。
名古屋城の築城を手伝わされていた加藤清正は、名古屋城の完成後、慶長16年(1611年)に本陣としていた仮屋を日誦上人に喜捨し、仏殿に改築し妙行殿とした。
元和元年(1615年)夏、廟堂から出火し、ほとんどの建物が焼失する。
その後、日探上人が焼け跡に草堂を建てて常泉寺とし、焼け残った妙行殿は妙行寺に改めて弟子の日璋に授けた。
境内には、豊太閤産湯の井戸や秀吉が天文16年(1547年)に自ら植えたという柊などがあり[1]、寺宝として秀吉の肖像画や上記の秀吉木像の他、秀吉所持と伝えられる采配・茶釜・硯などが所蔵されている。
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境内
所在地
- 愛知県名古屋市中村区中村町字木下屋敷47
脚注
関連項目
関連資料
外部リンク
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