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幕末と明治の博物館

茨城県大洗町にある博物館 ウィキペディアから

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大洗町幕末と明治の博物館(おおあらいまちばくまつとめいじのはくぶつかん)は、茨城県東茨城郡大洗町に設置されている、主に幕末から明治時代にかけての資料を集めた博物館である。

概要 幕末と明治の博物館 Oarai Museum of Bakumatsu-Meiji History, 施設情報 ...
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概要

1929年昭和4年)4月14日に、宮内大臣を歴任した田中光顕により、「常陽明治記念館」(じょうようめいじきねんかん)として開業した。同時に明治天皇の等身大銅像も制作され、銅像を納める「聖像殿」も建設された。当初は、財団法人の「常陽明治記念会」により運営されていた。

江戸時代に大洗を領した水戸藩は、水戸学尊王攘夷運動に影響を与え、明治維新の原動力の一つとなった。だが天狗党の乱など幕末に激しい藩内抗争が続き、明治政府に要人を送り出すことがなかった。田中は土佐藩出身であるが、維新への水戸藩の貢献を顕彰するため、旧水戸藩領での記念館の設立に尽力した。館内には後の収蔵品も含めて、明治天皇が即位の際に使った束帯や下賜品、幕末の志士や明治政府元勲の書画・美術品、水戸脱藩者が関わった桜田門外の変の資料、神武天皇画などが展示されている[1]

1997年平成9年)9月12日に、「常陽明治記念館」から「幕末と明治の博物館」に改称し、同年11月1日に現在のエントランスや総合展示室からなる新館を増築した。更に、2010年(平成22年)6月1日には博物館の運営が「常陽明治記念会」から大洗町の町営に移管されたため、正式名称を「大洗町幕末と明治の博物館」とした[2]

開館時間は9:00より17:00まで(入館は16:30まで)となっている。また、敷地内にはキャンプ場があり、宿泊も可能である。

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展示・施設

  • 別館(開業当初よりあり)
    • 第1 - 第4展示室(幕末や明治にかけての資料、皇室にまつわる資料など)
    • 聖像殿(明治天皇銅像)
  • 新館(1997年増築)
    • エントランス
    • 映像ホール
    • 総合展示室(幕末や明治にかけての歴史解説など)

休館日

交通

周辺

脚注

関連項目

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外部リンク

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