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平良達郎

日本の総合格闘家 (2000-) ウィキペディアから

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平良 達郎(たいら たつろう、2000年1月27日 - )は、日本総合格闘家沖縄県那覇市出身。THE BLACKBELT JAPAN所属。UFC世界フライ級ランキング5位。元修斗世界フライ級王者。

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概要 平良達郎, YouTube ...
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来歴

要約
視点

小学校3年生から野球をやっていたが熱中は出来ず、中学校の部活で区切りをつける。Theパラエストラ沖縄キックボクシングを習っていた兄の影響で高校1年生の時からジムに通い始め、松根良太の指導のもと総合格闘技のトレーニングを積んだ[1][2]2017年に第11回九州アマチュア修斗選手権大会、第24回全日本アマチュア修斗選手権大会を勝ち抜き、アマチュア修斗10戦10勝の戦績でプロに昇格[3][4]

修斗

2018年8月3日、プロデビュー戦となった修斗新人王決定トーナメントフライ級1回戦で大竹陽と対戦し、1R三角絞めにより一本勝ち。

2018年11月25日、修斗新人王決定トーナメントフライ級決勝戦で親川龍と対戦し、1Rにギロチンチョークにより一本勝ち。同年度のフライ級新人王とMVPを獲得した[5]

2019年9月22日、修斗世界フライ級ランキング8位の小堀貴広と対戦し、試合開始60秒でパウンドによりTKO勝ち。

2020年11月23日、修斗世界フライ級ランキング1位の清水清隆と対戦し、判定勝ち。

2021年3月20日、修斗世界フライ級ランキング5位の前田吉朗と対戦し、試合開始61秒でリアネイキドチョークにより一本勝ち。

2021年7月4日、修斗世界フライ級タイトルマッチで王者の福田龍彌に挑戦し、1Rに三角絞めによる一本勝ちを収め王座獲得に成功した[6]

2021年11月6日、VTJ 2021LFNフライ級王者のアルフレド・ムアイアドと対戦し、1Rにリアネイキドチョークにより一本勝ち。

UFC

2022年2月4日、UFCと複数試合契約を結んだ[7]

2022年5月14日、UFC初出場となったUFC on ESPN: Błachowicz vs. Rakićでカルロス・カンデラリオと対戦し、3-0の判定勝ち[8]

2022年10月15日、UFC Fight Night: Grasso vs. AraújoでCJ・ベルガラと対戦し、2Rにバックボジションを奪った後腕ひしぎ十字固めによる一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[9]。なお、この試合はベルガラが前日計量でフライ級リミットから3ポンド(約1.36kg)体重超過したため、ベルガラが平良にファイトマネーの30%を支払う条件で試合が行われた[10]

2023年2月4日、UFC Fight Night: Lewis vs. Spivakでヘスス・アギラーと対戦し、腕ひしぎ三角固めで1R一本勝ち。2試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[11]

2023年5月21日、修斗世界フライ級王座を返上した[12]

2023年6月24日、UFC on ABC: Emmett vs. Topuriaでクレイドソン・ホドリゲスと対戦予定だったが、ホドリゲスが前日計量でフライ級リミットから3ポンド(1.3kg)体重超過したため中止となった。

2023年7月8日、スライドされる形でナンバーシリーズ初参戦となったUFC 290でエドガー・チャイレスと130ポンド(58.9kg)契約で対戦し、3-0の判定勝ち[13]。なお、平良のこの試合は地上波のABCESPNで同時中継された[14]

2023年12月9日、UFC Fight Night: Song vs. Gutiérrezでカルロス・ヘルナンデスと対戦し、右ストレートを効かせ追撃の左フックでダウンを奪い、パウンドで2RTKO勝ち。この勝利で水垣偉弥と並び日本人最多となるUFC連勝記録「5勝」を記録した。試合後のインタビューではムハンマド・モカエフとの対戦をアピールした[15]

2024年6月14日、UFC Fight Night: Perez vs. Tairaでフライ級ランキング5位のアレックス・ペレスと対戦。2Rにスタンディングバックを奪い、そのままグラウンドへ倒れ込んだ際にペレスが右膝を負傷し、TKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[16]

2024年10月12日、UFC Fight Night: Royval vs. Tairaでフライ級ランキング1位のブランドン・ロイバルと対戦。2Rと4Rをグラウンドで抑え込んで優勢に立ったが、それ以外のラウンドでは打撃を効かされるなど劣勢となり、1-2の5R判定負け。プロキャリア17戦目で初黒星を喫したものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[17]

2025年8月2日、UFC Fight Night: Taira vs. Parkパク・ヒョンソンと対戦し、ネッククランクで2R一本勝ち。当初は同大会でフライ級ランキング4位のアミル・アルバジと対戦予定であったが、アルバジが大会数日前に健康上の問題で欠場したため、ヒョンソンとの対戦に変更された。なお、UFCのメインイベントでアジア人同士が対戦したのは、この試合が初である[18]

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人物・エピソード

  • 好きな格闘家としてマルロン・ヴェラを挙げており、ヴェラ本人は平良に「ありがとう」と日本語でメッセージを送っている[19][20]
  • 2000年代生まれのUFCファイターで初めてメインイベンターとして勝利した。
  • UFCにおける日本人最多の6連勝を保持する。
  • 格闘技に専念する為に、大学4年生時に中退している。

戦績

プロ総合格闘技

さらに見る 総合格闘技 戦績 ...
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
パク・ヒョンソン2R 1:06 ネッククランクUFC Fight Night: Taira vs. Park2025年8月2日
×ブランドン・ロイバル5分5R終了 判定1-2UFC Fight Night: Royval vs. Taira2024年10月12日
アレックス・ペレス2R 2:59 TKO(右膝の負傷)UFC Fight Night: Perez vs. Taira2024年6月15日
カルロス・ヘルナンデス2R 0:55 TKO(左フックパウンドUFC Fight Night: Song vs. Gutiérrez2023年12月9日
エドガー・チャイレス5分3R終了 判定3-0UFC 290: Volkanovski vs. Rodríguez2023年7月8日
ヘスス・アギラー1R 4:20 腕ひしぎ三角固めUFC Fight Night: Lewis vs. Spivak2023年2月4日
CJ・ベルガラ2R 4:19 腕ひしぎ十字固めUFC Fight Night: Grasso vs. Araújo2022年10月15日
カルロス・カンデラリオ5分3R終了 判定3-0UFC on ESPN 36: Błachowicz vs. Rakić2022年5月14日
アルフレド・ムアイアド1R 4:12 リアネイキッドチョークVTJ 20212021年11月6日
福田龍彌1R 4:31 三角絞め修斗 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 第2部
【修斗世界フライ級チャンピオンシップ】
2021年7月4日
前田吉朗1R 1:01 スリーパーホールド修斗 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.22021年3月20日
清水清隆5分3R終了 判定3-0修斗 PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.72020年11月23日
ジャレッド・ライアン・アルマザン2R 0:19 TKO(スタンドパンチ連打→パウンド修斗 PROFESSIONAL SHOOTO 20202020年1月26日
大翔1R 2:18 TKO(パウンド修斗 THE SHOOTO OKINAWA Vol.22019年11月3日
小堀貴広1R 1:00 TKO(パウンド修斗 BORDER -season11-「The3rd」2019年9月22日
関口祐冬5分2R終了 判定3-0修斗 SHOOTO GIG TOKYO Vol.272019年6月8日
親川龍1R 3:24 フロントスリーパーホールド修斗 THE SHOOTO OKINAWA Vol.1
【新人王決定トーナメント決勝】
2018年11月25日
大竹陽1R 2:46 三角絞め修斗 This is SHOOTO Vol.2
【新人王決定トーナメント1回戦】
2018年8月3日

アマチュア総合格闘技

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
親川龍3分2R終了 判定3-0第24回全日本アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 決勝】
2017年9月23日
廣瀬大介1R 3:50 ギロチンチョーク第24回全日本アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 準決勝】
2017年9月23日
岡本秀義1R 3:14 スリーパーホールド第24回全日本アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 2回戦】
2017年9月23日
髙橋一輝1R 0:40 ギロチンチョーク第24回全日本アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 1回戦】
2017年9月23日
親川龍3分2R終了 判定3-0第11回九州アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 決勝】
2017年6月18日
柏木勇哉4分1R終了 判定3-0第11回九州アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 準決勝】
2017年6月18日
黒瀬一平1R 3:23 スリーパーホールド第11回九州アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 2回戦】
2017年6月18日
菊池勇吾1R 3:44 スリーパーホールド第11回九州アマチュア修斗選手権大会
【フライ級 1回戦】
2017年6月18日
伊良波恵3分2R終了 判定3-0琉球フリーファイト Vol.102017年5月21日
知念健1R 1:05 リアネイキドチョークレキオバトル名護 Vol.12017年4月23日
金城栄太郎3分2R終了 判定3-0琉球フリーファイト Vol.92016年11月27日

キックボクシング

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
棚原晟那3分3R終了 判定3-0Road To K-SPIRIT2018年9月30日
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獲得タイトル

表彰

  • 2018年度修斗新人王決定トーナメント MVP[5]
  • 修斗年間表彰2019 MVP[21]
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(3回)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)

脚注

関連項目

外部リンク

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