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恋する惑星
香港映画(1994年) ウィキペディアから
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『恋する惑星』(こいするわくせい、原題:重慶森林, Chungking Express)は、1994年の香港映画。
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概要
香港の九龍、尖沙咀にある雑居ビル・重慶大厦を舞台にすれ違う恋愛模様をスタイリッシュに描く。ウォン・カーウァイ監督が本作のプロデューサーでもある盟友ジェフ・ラウと1992年に設立した製作会社ジェットトーン(澤東)の劇場公開第1作。同社の第1作になるはずだった『楽園の瑕』の製作が中断している間に、即興的に撮影され、公開も本作が先になった。また、当初は3つのエピソードが描かれる予定だったが割愛され、後にそのエピソードを元に『天使の涙』が製作された。
第14回香港電影金像奨で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞(トニー・レオン)を、第31回金馬奨で最優秀主演男優賞(トニー・レオン)をそれぞれ受賞している。
まだ日本では有名ではなかったウォン・カーウァイや金城武、フェイ・ウォンの名を一躍有名にした作品で、舞台となった重慶大厦や中環の名物エスカレーター(中環至半山自動扶梯)周辺は日本人観光客の目的地にまでなった。また、クエンティン・タランティーノが絶賛し、アメリカでの配給権を獲得した[1]。
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ストーリー
失恋した刑事のモウ(金城武)は、逃亡中のドラッグ・ディーラーの女(ブリジット・リン)と出会う。続いて、恋人とすれ違いが続く警官663号(トニー・レオン)は、飲食店〈ミッドナイト・エクスプレス〉の店員フェイ(フェイ・ウォン)と出会う。
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本:ウォン・カーウァイ
- 製作:ジェフ・ラウ
- 製作総指揮:チャン・イーチェン
- 美術・編集:ウィリアム・チャン、カイ・キットウァイ、クォン・チリョン
- 撮影:クリストファー・ドイル、アンドリュー・ラウ
- 音楽:フランキー・チェン、ロエル・A・ガルシア、マイケル・ガラッソ
挿入曲
日本での上映
1995年に日本初公開。2022年には4Kレストア版がアンプラグド社の配給により「WKW4K ウォン・カーウァイ4K」で上映。
脚注
外部リンク
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