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金城武

台湾生まれの日本の俳優 ウィキペディアから

金城武
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金城 武(かねしろ たけし、1973年10月11日 - )は、台湾台北生まれの俳優。かつては歌手としても活動していた。日本人父親台湾人母親との間に生まれ[1][7][8]沖縄県出身の祖父を持つ[9]日本国籍[1][2][3][4]身長178cm体重72㎏[5][6]。姪(同母異父兄の娘)はモデルのU(曾宇璦中国語版[10]

概要 かねしろ たけし 金城 武, 本名 ...
概要 金城武, 各種表記 ...
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概要

誕生日が11日であることから、十と一を合わせて「士」(士=武士通称。また、別称であるを指す場合もあり、この場合には士(さむらい)と呼ばせる)で、父親が勇敢武士になるよう望み、両方を合わせると武士となるため、「武」と名付けた[11][12]台北市内の、日本人などの外国人の多く住む高級住宅街天母で育った。中学までは台北日本人学校に通い、高校からは台北アメリカンスクール中国語版に通う[7]。高校時代にスカウトされCMに出演し芸能界デビュー[7][8]。卒業後は歌手としてスタートした。台湾でのアイドル時代は、ジミー・リンアレック・スーニッキー・ウーと並んで台湾四小天王と呼ばれていた。日本語北京語広東語台湾語英語が堪能で[8]、主に日本・中国・香港・台湾の東アジア地域で、映画・ドラマ・CM出演など幅広く活躍している。

来歴

要約
視点

高校時代にスカウトされ、清涼飲料水のCMに出演し芸能界デビュー。映画への初出演は、チン・シウトン監督の『ワンダー・ガールズ 東方三侠2』で、新興宗教の教祖役で出番から15分足らずで生首になるという役だった。

香港に仕事で訪れた際、ホテルのロビーで偶然に居合わせた映画監督ウォン・カーウァイに見初められ、香港映画『恋する惑星』(1994年)に出演。その後も同監督作品をはじめ香港映画への出演で頭角を表し、国際的に活躍する俳優となる。1990年代後半からは、日本のドラマやCMにも出演し、顔を知られるようになる。日本の芸能界デビューは『聖夜の奇跡』(1995年)で、台湾からの留学生役として出演した[7]。『神様、もう少しだけ』(1998年)が大ヒットしたことにより、日本で爆発的な知名度を得ることになった[8]。日本では、アミューズに所属していた[13]。現在は、香港・中国・台湾・日本など各地で放映される映画やテレビ番組、CMで、それぞれの国の言語を操って出演する姿を見ることが出来る。

活躍の場はアジア地域に留まらず、1998年にアジア人として初めてプラダのワールドキャラクターになった。これはミウッチャ・プラダMiuccia Prada)が、『天使の涙』での金城を見て気に入ったためとのことである。2004年に出演したチャン・イーモウ監督作品『LOVERS』は、アメリカゴールデングローブ賞・外国語映画賞にノミネートされた。

2008年6月20日、サッカー選手のカカデビッド・ベッカムに続いて、アジア人としては初のエンポリオ・アルマーニの広告塔に起用された。同ブランドは起用理由について、「彼はアジアの著名スターとしてアジアだけでなく欧米でも名が通っており人気がある。軽やかな印象は非常に近代的で洗練されていると同時に、天性の魅力を持っている。彼の人柄と美貌は完璧にエンポリオ・アルマーニに調和するため、彼はエンポリオ・アルマーニコレクションには最高の男であり、また理想的な広告塔だ」とコメントし、金城を絶賛している。契約料は約1億1000万円と言われており、中華圏市場に注力している同ブランドでは、中国だけで2008年中に13店舗の出店を計画している[14][15][16]

2008年10月30日、台湾のアカデミー賞といわれる第45回金馬奨で優れた台湾映画人におくられる「年度台湾傑出電影工作者」部門にノミネートされたが、エントリーの手続き中に失格となり7時間後に受賞資格を剥奪された。日本人の父と台湾人の母の間に生まれたが、日本国籍を持っていることが理由になった[17][18]。これにより、『海角七号 君想う、国境の南』の監督魏徳聖と、照明デザイナーの李龍禹が同賞の候補として残り、魏徳聖が受賞した。

2018年6月25日、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは金城ら928人を新たな会員候補として選定、本人が受諾すれば、アカデミー賞に投票権を持つことになる[19]

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人物

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出演作品

要約
視点

映画

太字は主演を示す。

さらに見る 製作年, 邦題 原題・華題 ...

テレビドラマ

CM

テレビゲーム

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音楽作品

アルバム

  • 「分手的夜裡」 (1992年)
  • 「只要你和我」 (1993年)
  • 「温柔超人」 (1993年)
  • 「可依靠的好朋友」 (1994年)
  • 「失約」 (1994年)
  • 「標準情人」 (1994年)
  • 「給我心愛的人」 (1995年)
  • 「偸偸的醉」 (1995年)
  • 「多苦都願意」 (1996年)
  • 「精選集 MEMORIES」 (1996年)
  • 「金城武の精選歌集」 (1998年)

写真集

受賞歴

脚注

関連項目

外部リンク

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